‘11.7/5(火)から7/10(日)のメニューです

<前菜>
・ホタテのフリット 長ネギのオーブン焼き ロメスコソース

<パスタ>
・イカスミのスパゲティ

<メイン>
・和牛モモ肉のタリアータ サラダとパルミジャーノ

<デザート>
・蜂蜜ヨーグルト あんこ添え
<前菜>
・ホタテのフリット 長ネギのオーブン焼き ロメスコソース

バルセロナに行った時に
『カルソッツ』という料理を食べました。

冬の時期に食べるネギを焼いたものに
『ロメスコソース』という
パプリカやナッツの入った濃いオレンジ色のソースで食べました。

私も奥野シェフも
忘れられなくて・・・

もう1度バルセロナに行きたい理由のうちの1つです。

それほど美味しかった料理。

今週末に再現しました。
今回は
ネギだけではなく
ホタテのフリッタ(衣を付けて揚げた)も合わせます。

ネギの香ばしさと
ホタテ特有の甘味が、
ロメスコソースによって引き立てられています。

パプリカの甘味、トマトの酸味、アーモンドの香ばしさ。

完璧にそっくりですよ。

<パスタ>
・イカスミのスパゲティ

先々週の金曜日に
イカのワタで塩漬けを作りました。
いつもは1週間なんですが、
今回は2週間ほど熟成させています。
(1週間以上の準備期間を要するために大変なんですが、
人気のパスタなので頑張ります!)

その墨の塩漬けにトマトソースを混ぜて
イカスミソースを作ります。

イカスミソースは
実はトマトソースなんですよ。

業務用のソースを使用して
あさりなどの具材を入れてアレンジすれば
簡単には出来るんですが・・・

奥野シェフは料理マニアなので、
いちから作らないと気がすまないので・・・

皆さん付き合ってやってください(笑)。

くえろの『イカスミソース』はトマトソースが多めなので、
一般的なイカスミソースよりは色が薄いです。

しかし、味は濃厚ですよ。
私の説明も濃いですが(笑)。

『くえろのイカスミ』のファンの方、
大変お待たせいたしました。
なんせ
リクエストno1ですから。
私たちの表現したい感覚を感じていただければ幸です。

2週間かかるので、作り足せません。
しかし、慌てなくても大丈夫です。
40食くらいありますので(笑)。

<メイン>
・和牛モモ肉のタリアータ サラダとパルミジャーノ

タリアータとは、イタリア語で「切った」という意味。
薄く切った肉料理全般を指します。

とにかく、シンプルな調理法なので、肉質が大切です。

今回は昨年末から交渉していた国産牛肉が
仕入先の協力もあって
手頃な値段で入荷しました。

薄くと言えども
イタリア基準のくえろですから。

肉厚なモモ肉を用意しています。

そう、今回はモモ肉なんです。

足って筋っぽくて硬いイメージがありませんか?

しかし、美味しい肉は
そうでもないんですね。

モモの赤味の部分が
イタリアっぽいんです。
つまり
脂の味で食べる日本のステーキではなく、
赤身の味。肉臭さ。なんというか草のような香りがする・・・
肉の本来の味を感じていただけますね。

牛の育った環境が想像できますよ。
シンプルな肉料理は初めてですね。

それは肉を焼くということは
繊細な技術が必要です。

目を離せないので
シェフが1人では難しいです。

奥野シェフがパスタをして
稲月シェフがメインを仕上げる。

役割分担が必要です。

稲月シェフはシエナ・フィレンツェという肉料理が有名なトスカーナで計7年修行。

肉を焼く技術は素晴らしいです。

美味しく焼きますよ。
食材の説明も大切ですが、
稲月シェフの焼く技術の方も感じていただきたいですね。

和牛モモ肉のタリアータ

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くえろ・くえら飯田

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