スイカのグラニタとバジルのクリーム

昨晩は忙しくは無かったです。

そんな中、
スイカのグラニタを食べなかった方は4人だけ。

あとは全員ご注文いただきました。

驚きましたね。

一番下、ワイングラスの底には
スイカの皮を見立てたバジルのクリーム。

スイカの角切りとスイカのグラニタ(カキ氷)に
チョコチップをタネのように。

上には自家製のヨーグルトのソルベ。

グラスの淵には塩が少しだけ塗ってある。

見た目はスイカ。

こんな感じ。

試食の時の話。
ワイングラスが汚れていると思い拭いていると。

奥野「あいつ(飯田)塩を拭いてるで」
小さい声で岡地パティシエに
まさに告げ口のように。

岡地「ちょっと待ってくださいよ。それは塩が付いているんではなく、付けているんです。」

飯田「そうなんや。ごめん。汚れかと(笑)」

岡地「そんなわけ無いじゃないですか!」
奥野シェフが食べようとしているのを取り上げて
岡地「こっちを撮ってください!」

飯田「ごめん。はい・・・。」

無事に写真撮りを済ませて
試食を始める。

飯田「美味しい!スイカのデザートで初めて美味しいと思った。」
と言いながら口から黒いものを手で取り出してゴミ箱へ捨てた瞬間に。

岡地「何してるんですか!!!ええ加減にしてください!それは種ではなくチョコチップです。」

飯田「ええっ!そうなんや。ごめん。種やと思い込んで捨ててしまった(笑)」

岡地「どうなってるんですか?」

飯田「ごめんな。美味しいよ。」

説得力の無いコメントを繰り返してしまいました。

それくらい
見事にスイカを再現できているんですよ。

私のように早とちりのないように
落ち着いて食べてくださいね。

チョコチップの甘みが意外にスイカに合うんですよ。
人工的な強い甘みのチョコが種のように小さいので
スイカの実とグラニタの自然な甘みとの量のバランスですね。
良いアクセントになっています。
そして
底の方はバジルのクリームとスイカも合うんです。
スイカの水臭い部分が
バジルの青臭さと合わさると
立体的な味に感じるんですよ。

発見の多い味ですね。
見た目も含めて楽しいデザートに仕上がっています。

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