素材を生かし方

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今週のパスタ。
『美瑛産ミディトマトとジャガキッズパープル(新ジャガ)のタリアッテッレ』
昨年までパスタを担当していた現難波店の奥野シェフがやらなさそうな味(笑)。
奥野シェフのガツン系の味とは違う
稲月シェフの主役の素材を明確に立たせるパスタです。
今週の難波店も美瑛産ミディトマトを使っています。
仕上げにチーズをかけて
ガツンと美味しい、パスタを食べながらお酒が飲めそうなパスタ。
何か中毒性になるもん入れているんちゃうか?
と疑いたくなるほど
定期的に食べたくなる味。
今週も
私も大好きな奥野らしい味に仕上がっています。
一方
白鷺店のパスタは
チーズは控えめで
トマトが全面に出たローマの大衆店で食べる味が表現されています。
完成されたコックが作る
この両方の味を身近で感じられる見習いのグッチは
勉強になるだろうな・・・
今週は両方のお店のパスタを食べ比べたい気分ですね。
白鷺店の稲月が作るパスタを
昨晩に改めて食べての感想。
一言でいうと
「北海道の友人Nのハウスの匂いがするパスタ」
ビニールの匂いちゃいまっせ!
トマトのハウスは
トマトの香りが充満しています。
そのトマトをパスタに加工しても
まだ畑を感じさせてくれる。
それほど
主役の素材を丁寧に扱っている。
酸味もしっかりあって
強い甘みとコク。
そこに
ジャガイモの土臭さが
ちらちら邪魔をしない程度に顔をだす。
ズルズル音を立ててすすりたくなるパスタですね。
イタリア料理やのオーナーとして表現としては最低ですが、
私が食べて感じた感想を
今週白鷺店の稲月シェフのパスタと同様に
素直に書きました(笑)
毎週こんなパスタがやりたい・・・なぁ・・・(笑)