＜前菜＞
・ホタテのマリネ　南瓜のサラダ　￥1,600

・ブルスケッタ　サーモンと桜えびのグラタン仕立て（会員限定）　￥500

＜パスタ＞
・豚の煮込みと南瓜のペンネ（タリアテッレ・スパゲティにも変えられます）　￥1,600

＜魚のメイン料理＞
・ハマチの照り焼き風　南瓜のクレーマ　￥1,600

＜肉のメイン料理＞
・自家製ソーセージをのせた甘長ししとうのグリルと南瓜のコロッケ　￥1,600

＜デザート＞
・イチジクミルクのジェラート　・赤ワインのジェラート　各￥350　盛り合わせ￥750

・南瓜のモンブラン　カラメルのソルベ（会員限定）　￥750

＜ドリンク＞
＊今週のお勧めドリンク
（一部のメニュー、メール会員さんは割引があります。ご注文の際に「メール会員です」と言ってくださいね。）

・燻製した黒ビール　￥1,000　→　￥700
（残りわずかです）

・ドイツ産　ラガービール　￥850
　　　　　　　　　　　　　（限定10本）

・ホットワイン　￥550

・美瑛産生トマトのジュースと白ワインのカクテル（残りわずか）　￥600

・美瑛産トマトジュース（残りわずか）　￥550

北海道のトマト農家の友人の自宅用のトマトジュース。

売るように作ってないんで
儲からないほど濃厚（笑）

限定数はありますがお勧めですね。

普通のトマトジュースじゃあありません。

なんせ
トマトのハネ品を好きなだけ使った贅沢な
非売品のトマトジュースですから、おいしいですよ！

＜前菜＞
・ホタテのマリネ　南瓜のサラダ

焼いてからマリネしたホタテ。
横には
美瑛産の皮の白い白寿という南瓜のサラダ。
さらに
契約農家さんのルッコラやラディシュ
そして水菜のサラダ。

北海道の秋の味覚、
『白寿』という南瓜。

収穫後、1.2ヶ月の間、
熟成させてデンプン質が糖化するとどんどん甘みが増してくるんです。
手の掛かる品種なんですよ。

えびす南瓜のような関西の南瓜は水分の多いべちゃっとした品種。
煮焚物に適します。

一方、白寿は水分の少ない、
いわゆる『栗系』と呼ばれるポロポロの南瓜。
デザートやコロッケ、『南瓜のサラダ』などに向く南瓜です。

オーブンで１時間半かけて、ゆっくりと・じっくりと水分を飛ばして旨味を凝縮させます。

ポロポロになった九重栗に、干しぶどうとクルミを混ぜて・・・
めちゃめちゃ濃厚な仕上がりに。

今年は
カビが大発生して、北海道の南瓜は大苦戦だったみたいです。
例年に加えて、若干、甘みは少ないですね。

それでも職人はそれなりに仕上げてくいる
甘みは少なくても、土の香りを生かした味付けに。
サラダや肉のメインのコロッケ。

すると
サラダなのに、お酒が飲める味に仕上がっていますよ！
うまいこと使いますね。

しかも
甘みとコクの強いホタテのマリネを合わせてくる。

すると
イモのようにも感じられるし
やはり南瓜特有の香りも感じられるし。

甘すぎる南瓜は得意ではないので
私は香りが強くコクのある今年の白寿も好きですね。

＜パスタ＞
・豚の煮込みと南瓜のペンネ（タリアテッレ・スパゲティにも変えられます）

ショートパスタを
何日も煮込んだ豚肉の煮込みに南瓜を加えたソースで食べるパスタ。

寒くなってきましたね。
ということで、稲月シェフが豚肉を炊きましたよ。

豚肉をトマトを中心に
数種類の野菜を加えて赤ワインで煮込みます。
しかしながら
今回のラグーの主役は『白寿（南瓜）』です。
トマトの酸味と
脂とコクの強い豚肉の煮込みと合わせることで
南瓜の優しい甘味と
北海道の大地の香りとコクが引き立っています。

雨の少ない北海道で育った白寿は
水分が少なくポロポロしています。
豚のコクの強い脂分と合わせると最高に美味しい！

まるで
ごぼうのような土臭い香りが、白寿からも感じられるのですが、
その『土の香り』が必要なラグーソースです。

ローマの市場でインド人から購入した
香りの強い黒コショウが
より甘味を引き立てています。

さらに
最後にふりかけるローズマリーの香りが
トロトロに炊いた濃厚な豚肉を
あっさりと食べさせてくれます。

そんなポロポロの南瓜とトロトロの豚肉との相性は抜群です。

南瓜と一緒に食べられるように
稲月シェフはペンネを選択しました。

他に、表面積の多いきし麺のようなタリアッテレでもいいですし
シンプルにスパゲティでもいいですね。

とにかく
美味しいソースを残らず絡めてくれればよし！

仕上げにふりかける
2年以上熟成させたパルミジャーノの香りが
特にお酒がすすみますね。

赤ワイン、ヴァイツェン（小麦のビール）が合いますよ！

＜デザート＞
・南瓜のモンブラン　カラメルのソルベ（会員限定）

ハロウィンを意識して
南瓜を使ったモンブラン。
そこに
カラメルのソルベを合わせます。

感想は
南瓜のクリームが旨いなぁと感じました。

たしかに
南瓜が美味しいから！
と単純に考えることも・・・

それだけではないな。

まず
下の生地。
チョコの中に
アーモンドとヘーゼルナッツをたっぷりと。
2種類のナッツを入れると
深い味わいになりますね。
ナッツの香ばしさと脂分。
チョコのコクと苦味と甘み。
南瓜のクリームが最高に引き立てられています。

また
上に綺麗に飾るように絞られた
甘さを控えた生クリーム。
生クリームの脂肪分と南瓜は合いますね。

さらに
横に添えられた
カラメルのソルベの苦味と甘味。

ジェラートだと
カラメルの甘みが強すぎて
南瓜の甘みは負けてしまう。

あえて、ソルベにしました。

ソルベでも十分にコクの強いまったりとした甘み。
カラメル恐るべしですね。

モンブランは人気ですね。

このデザートを堪能した方から
リクエストが大量に入りそうな予感がしますね。

強くお勧めさせていただきます。