’15.3/27(金)・3/28(土)のディナーメニューです

<前菜>
・生ハムの切り落としとエビとレンコンのサラダ ¥1,600
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・鶏もも肉とユリネのピューレのブルスケッタ(会員限定)¥500

<パスタ>
・スパゲティ 豚バラ肉とういきょうとカリフラワーのラグーソース ¥1,600
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<魚のメイン>
・初カツオの黒ゴマパン粉焼き マスタードソース ¥1,600
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<肉のメイン>
・牛タンとトリ手羽元のボリートミスト サルサベルデ ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・エンジュの蜂蜜のジェラート ¥350

・オレンジキャラメルのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・クレーマカタラーナ フルーツソース仕立て(会員限定) ¥750
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<お知らせ>
今週末は
金曜はテーブル席が満席。

日曜は貸切り。

一方
土曜は予約はパラパラなので、
ゆっくり食べていただけますよ!

3/16で難波店は1周年を迎えました。

白鷺店でも一緒に祝おうではありませんか!
ということで
11年目で初めて飲み放題をやります。

さらに
ビールとワインのメニューも大きく変わりました。

グラスワインでは
メルローが安く飲めるラインナップに

新しいヴァイツェンも
健在です。

よろしくお願い致します。




<前菜>
・生ハムの切り落としとエビとレンコンのサラダ

数種類の生野菜のサラダに
エビとレンコンと生ハムの切り落としをソテーして
旨味の含んだ脂ごとドレッシングのようにかけて食べるサラダ。

生ハムの切り落としを
刻んでソテーした
上品な旨みの強いコクのある油。

そして
エビの香りと甘味とコクを含んだダシ。

それらのダシを含んだ油を
一緒に焼いてレンコンに吸わせます。

残ったダシ油を生野菜にダーッとかけます。

強いコクのダシ油に負けないように
自己主張の強い野菜を揃えました。

セロリ・レタス・玉ねぎ・大根・水菜・人参。
数種類の野菜を加えたサラダ。

収穫したての新鮮な野菜だからこそ感じられる野菜特有の風味を
舌だけでなく鼻からも感じてほしいですね。

こんなやんちゃな地元の野菜vs色気のある生ハムの切り落とし、
見ごたえある組み合わせですね(笑)

久々のガッツリ系の前菜を堪能してください。
どんなビールでも完全に合います。
あと赤ワインもガンガンいけますよ!

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<パスタ>
・スパゲティ 豚バラ肉とういきょうとカリフラワーのラグーソース

BIOの1.8mmある太いスパゲティを
豚肉・ういきょう(フェンネル)・カリフラワーの煮込みのソース、
仕上げに2種類のチーズ(ペコリーノ・パルメザンチーズ)で食べていただきます。

ラグー系のソースには
太目のスパゲティが合いますね。

イタリア料理屋のオーナーとしては
あかんこと言いまっせ!

ラグー系のソースの太麺のスパゲティを
独りで皿を抱え込むように
音を立ててすすりながら
むさぼり食いたんです(笑)。

今週はカウンターに独りで来て
ズルズルO.Kにしましょうかね(笑)

私の好みはさておき。

合わせるソースは
豚肉をトマトを含めた数種類の野菜で長時間炊いたラグーソース。

BIOの1.8mmある太いスパゲティの小麦の甘みを感じて欲しいので、
唐辛子でアクセントは加えていますが、
ラグーのソースはあっさり目です。

仕上げにペコリーノチーズ。
強い塩っ気とパンチを加えます。

さらに、パルメザンチーズも。
フルーツのような香りと強いコクを。

ピリッとしたあっさり目のラグーに強いコクの2種類にチーズ。
混ぜながら食べるんですが、きれいには混ざらず、当然にムラが出ます。
すると、強いチーズの間に小麦の香りがチラチラ顔を出します。
味と香りの変化が素晴らしい!

乾麺特有のつるっと感を残しつつ、
太いのでモチっとした食感もあり、
ラグーソースとのコントラストが最高ですね。

契約農家さんから届いた『ういきょう』(フェンネル)を
贅沢に使ったパスタ。

こんなパスタ日本の何処で食べられるんだ(笑)
大阪の片田舎の堺で食べられるんですよ!
嬉しすぎますね。

是非、この機会にどうぞ!

ヴァイツェン(小麦のビール)か赤ワインですね。

<デザート>
・クレーマカタラーナ フルーツソース仕立て

凍らせた『クレーム ブリュレ』のようなものに
苺とオレンジと3種のベリーのソルベ(ブルーベリー・ラズベリー・クランべリー)を添えます。

スペインのカタルーニャ地方のプリンの原形になったと言われている伝統的なお菓子。
カスタードに砂糖を焦したカラメル。
凍らせた焼きプリンがしっくりくるかな。
焼いたのを凍らせたのではなく、
凍らせたものに砂糖をのせてバーナーで炙ると・・・
キャラメリーゼされます。
屋台のカラメル焼きのような良い匂いが・・・

カタラーナに砂糖をのせてから
しっかりバーナーで炙って、溶かしたんですわ。

キャラメリーゼされたパリパリの面を
フォークで押すと
ムニューっとクリームが溶けて
まさにプリン。

中は冷たく
外は温められて
しっかり甘く濃厚なカスタードクリーム
上のキャラメリーゼは苦く

横の生のフルーツは程よく酸っぱくて、最高!

しかも、あえて常温のお皿に盛り付けると
ベリーのソルベは溶けていきます。
それがソースになります。
それにしても
美味しい・・・
なんだろう・・・
隠し味は『はらんきょうのソース』

もう十分に美味しいのに
わざわざ隠すかね(笑)

全て少しずつ
フォークにとりながら重ねていくと
口の中では
小さな夢のお菓子の国が広がります。

酸味と甘味と苦味が
最高のバランスです。

デザートの試食で初めてお酒が欲しくなりました。
白ワインが最高だと思いますね。