’15.4/3(金)から4/5(日)のディナーメニューです

<前菜>
・ホタテと白ネギのグリル ロメスコソース ¥1,600
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・牛タンとういきょうと林檎のブルスケッタ(会員限定) ¥500

<パスタ>
・自家製しらすと鰤(ブリ)のスパゲティ ¥1,600
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<魚のメイン>
・さわらのソテー 空豆とお米のトルティ あさりのスープ仕立て ¥1,600
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<肉のメイン>
・豚肩ロースのトマト煮込み ンドゥイヤ風味 ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・そばの蜂蜜のジェラート ¥350

・濃厚チョコレートのソルベ ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・桜のムース フレッシュミントのジェラート(会員限定) ¥750
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<お知らせ>
今週末は
金曜はテーブル席が満席。

一方
土曜・日曜は予約はパラパラ。
ゆっくり食べていただけますよ!

3/16で難波店は1周年を迎えました。

白鷺店でも一緒に祝おうではありませんか!
ということで
11年目で初めて飲み放題をやります。

さらに
ビールとワインのメニューも大きく変わりました。
グラスワインでは
メルローが安く飲めるラインナップに
新しいヴァイツェンも
健在です。
よろしくお願い致します。

<前菜>
・ホタテと白ネギのグリル ロメスコソース

ホタテと白ネギのグリルを
パプリカのソース(ロメスコソース)で食べてもらいます。

バルセロナに行った時に
『カルソッツ』という料理を食べました。

冬の時期に食べるネギを焼いたものに
『ロメスコソース』という
パプリカやナッツの入った濃いオレンジ色のソースで食べました。

私も奥野シェフも忘れられなくて・・・
もう1度バルセロナに行きたい理由のうちの1つです。

それほど美味しかった料理。
今週末に再現しました。

今回はネギだけではなく
ホタテのフリッタ(衣を付けて揚げた)も合わせます。

ネギの香ばしさとホタテ特有の甘味が、
ロメスコソースによって引き立てられています。

パプリカの甘味、トマトの酸味、アーモンドの香ばしさ。
完璧にそっくりですよ。
鮮やかな朱色のソースと緑と白のネギ。
目でも楽しい前菜ですね。
白ワインかビールでいきましょうかね。

<パスタ>
・自家製しらすと鰤(ブリ)のスパゲティ

1年半前に漬けた自家製のロサマリーナ(しらすの唐辛子漬け)をベースに、
鰤(ブリ)と青ネギと茄子のオイル系のスパゲティ。

昨年の春に漬けたしらす。約1年半ものです。
過去に幾度も失敗。
試行錯誤の末、しらす干しに適した小さな透明なしらすではなく、
うっすら青みが出て、若干、大きくなっているしらす。
食べると骨が少しあたります。
これくらいの方が旨味が多く、長期熟成にも耐えます。
そして味が濃いです。
そんなしらすも、1年半を過ぎて熟成が完成。
コクの強いしっかりとした味に。

そんなしらすには鰤(ブリ)を合わせます。
脂ののった身は最高なんですが、特有の匂いがあります。
この匂いを消してやると鰤の旨味を堪能していただけます。

1年半熟成のしらすに飴色になるまで炒めた旬の玉ねぎを加えます。
旬だからこその甘味と濃厚なコク。
唐辛子の辛味を上手く和らげてくれます。
しらすのパスタには欠かせない味。

仕上げに青ネギの香りが・・・
立体的な味に仕上がっています。

立体的とは?
よく聞かれるので今回は詳細に・・・

ベースには玉ねぎの甘味。
そこに、
しらすのコクが合わさり。
さらに、
鰤のダシが加わり。
一番上には、
青ネギの香り。
そんな立体的な味。

そして、この味を茄子が吸うんです。
スライスして炒めた茄子で以上の立体的な味を感じてください。
具材はやや多いですが、何一つとしていらない食材はありません。
シンプルな味のパスタです。

魚でも醤油ができます(白醤油)。
ロサマリーナもフライパンで加熱してやると、
焦し醤油に似た香りを放ちます。たまらないですよ(笑)。
強いコクとピリッとした辛味も最高ですね。
白ワイン、ビールが止まらない味に仕上がっています。
強くお薦めさせていただきます。

<デザート>
・桜のムース フレッシュミントのジェラート(会員限定)

春ですね。

今週は季節を感じるデザートです。

『桜のムース』。
桜の味って?
桜餅が代表的な食べ物かな・・・?
ほのかな香り。
甘味はありますかね?
塩っ気によって若干感じますかね。
どちらにしても
そんな弱々しい繊細な風味です。

そこに
ミントのジェラートを合わせます。

といっても
どこぞのアイスクリームチェーン店の
毒々しい緑色のミントのジェラートではないですよ!

「歯磨き粉みたいな人工的なミントのアイスクリームしか食べたこと無かったんで、、、自然のミントの葉で作るジェラートはこんなに繊細で。。。桜の繊細な香りとも合って、、、」

試食では
スタッフもミントの葉を使ったジェラートにも感動しました。
びっくりしましたね。

確かにそうですよね。
清涼感のある強い香り。

生のミントをかじっても
歯磨き粉みたいな味はしないですもんね(笑)

それでも
繊細な桜のムースに合わせるべく
微調整をしながら何度も試食を繰り返して、
ようやく
味が整いました。

匂いが特徴の食材同士。

鼻を引ひくひくさせながら
香りを意識しながら食べると趣き深い味わいに仕上がっています。

もちろん、何も考えなくても美味しく仕上がっていますよ(笑)。

あくまでこんなんが好きな人は
春を感じてみても良いのではという大人な提案です。