’15.5/1(金)から5/5(火)のディナーメニューです

<前菜>
・ブリのオイル漬け サルサベルデ ¥1,600
ブリのオイル漬け サルサベルデ
・ラルドと枝豆のブルスケッタ(会員限定) ¥500

<パスタ>
・イカスミのスパゲティ ¥1,700
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・生桜えびとミニトマトのスパゲティ(限定5食) ¥1,800
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<魚のメイン>
・桜鯛のアクアパッツァ ¥1,600

<肉のメイン>
・和牛モモ肉のグリル ゴルゴンゾーラソース ¥1,800
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・金柑のソルベ ¥350

・フレッシュミントのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・クレーマカタラーナ フルーツソース仕立て(会員限定) ¥750
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<お知らせ>
今週末は5/1(金)から5/5(火)の5日間のメニューです。

5/3以降は予約はほとんど無いです(笑)。
ゆっくり食べていただけますよ!

飲み放題が高評だったので、
5月末まで延長することになりました。
ガンガン飲みに来てくださいね。

寂しいお知らせ
パティシエが5月いっぱいで退社することになりました。
残りわずかになったデザートを
楽しんで欲しいです。

GWの予定です。
5/1~5(昼・夜) ※イカスミのスパゲティ を予定しています。
5/6(休み)
5/7(昼)
5/8~10(昼・夜)  よろしくお願い致します。

<前菜>
・ブリのオイル漬け サルサベルデ

自家製のブリのツナとサラダを
パセリのソースで食べてもらいます。

ツナを作りました・・・
とは言っても・・・

今回は
マグロではなく
ブリを使いました。

ツナの難しいところは
パサパサになってしまうところ。

しかし、
ブリの脂分がしっとりとして
美味しい仕上がりに。

そもそも、
ツナなんか買えばええんちゃうん?と思っている方。
私も食べるまで思っていましたよ。

缶詰のツナ味はあくまで缶詰の味ですよ。

セロリなどの数種類の野菜に香り付けのローリエ。

『本物の味』というほどたいそうなものではありませんが、
きちんと作った味を感じてください。

まず、
ツナを炊くためには
野菜と鶏肉でダシを作らないといけません。
人参・大根・鶏肉の『皮』、セロリの『茎』、
玉ねぎの『ヘタ』、長ネギの先の『青い部分』
なんと、普通は捨てる部分でダシをとります。

どうせダシをとったら捨てるのだから・・・
イタリア人の生活の知恵!ですかね。関心しました。

こん身の自家製のブリのオイル漬けは
サルサベルデのソース(パセリのソース)を合わせます。

サラダなのに
お酒が飲める味に仕上がっていますよ!

<パスタ>
・イカスミのスパゲティ

イカのスミ漬けを熟成させて作った
自家製のイカスミソースのスパゲティ。

先々週の金曜日に
イカのワタで塩漬けを作りました。

いつもは1週間なんですが、
今回は2週間ほど熟成させています。
(1週間以上の準備期間を要するために大変なんですが、
 人気のパスタなので頑張ります!)

その墨の塩漬けにトマトソースを混ぜて
イカスミソースを作ります。

イカスミソースは
実はトマトソースなんですよ。

業務用のソースを使用して
あさりなどの具材を入れてアレンジすれば
簡単には出来るんですが・・・

シェフは料理マニアなので、
いちから作らないと気がすまないので・・・

皆さん付き合ってやってください(笑)。

くえろの『イカスミソース』はトマトソースが多めなので、
一般的なイカスミソースよりは色が薄いです。

しかし、
味は濃厚ですよ。
私の説明も濃いですが(笑)。

『くえろのイカスミ』のファンの方、
大変お待たせいたしました。

なんせ
リクエストno1ですから。
私たちの表現したい感覚を感じていただければ幸です。

2週間かかるので、作り足せません。

次回の登場は
年末、もしくは年を越すかもしれませんよ。

お好きな方は
お見逃しのないように

強くお勧めさせていただきます。

<デザート>
・クレーマカタラーナ フルーツソース仕立て

凍らせた『クレーム ブリュレ』のようなものに
苺とオレンジのソースと白ワインのソルベを添えます。

スペインのカタルーニャ地方のプリンの原形になったと言われている伝統的なお菓子。
カスタードに砂糖を焦したカラメル。
凍らせた焼きプリンがしっくりくるかな。
焼いたのを凍らせたのではなく、
凍らせたものに砂糖をのせてバーナーで炙ると・・・
キャラメリーゼされます。
屋台のカラメル焼きのような良い匂いが・・・

カタラーナに砂糖をのせてから
しっかりバーナーで炙って、溶かしたんですわ。

キャラメリーゼされたパリパリの面を
フォークで押すと
ムニューっとクリームが溶けて
まさにプリン。

中は冷たく
外は温められて
しっかり甘く濃厚なカスタードクリーム
上のキャラメリーゼは苦く

横の生のフルーツは程よく酸っぱくて、最高!

しかも、あえて常温のお皿に盛り付けると
白ワインのソルベは溶けていきます。
それがソースになります。
全て少しずつ

フォークにとりながら重ねていくと
口の中では
小さな夢のお菓子の国が広がります。

酸味と甘味と苦味が
最高のバランスです。

デザートの試食で初めてお酒が欲しくなりました。
白ワインが最高だと思いますね。