’15.9/4(金)から9/6(日)のディナーメニューです

<前菜>
・サーモンのカルパッチョのサラダ仕立て 西洋わさび風味 ¥1,600
image

・甘えびとズッキーニのブルスケッタ(会員限定) ¥500
image

<パスタ>
・リガトーニ アッラ ノルマ ¥1,600
11813376_891533740914127_5499676871606800973_n
<魚のメイン>
・ブリの照り焼き風 南瓜のソース ¥1,600

<肉のメイン>
・イベリコ豚バラ肉のソーセージと赤ワイン煮込み ¥1,600
image

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・パインのジェラート ¥350

・ベリーヨーグルトのジェラート ¥350

・ジェラートの盛り合せ ¥550

・イチジクのクレープ(会員限定) ¥750
image

今週末は
私の大好きなパスタを
最高の食材でやったらどうなるか(笑)
想像するだけで
笑いがとまりませんな(笑)

北海道の美瑛のトマトで作る
『リガトーニ アッラ ノルマ』
素敵すぎる・・・

毎年、お盆明けはボチボチなんで
フワッと覗いてくださいね。

今週も
北海道の食材が溢れかえっていますよ。
今週末は新鮮な食材、
いや美味しい食材
『強い食材』が
しっくりくるかな・・・

『強さ』を感じていただければ
嬉しいですね。

<前菜>
・サーモンのカルパッチョのサラダ仕立て 西洋わさび風味

厚切りに切ったサーモンのカルパッチョを
サラダと共に食べていただきます。

スーパーに売っているようなペラペラのでは無く、
イタリアの大衆店で食べるような肉厚のカルパッチョ。

今回は
豪快に厚切りに切った脂ののった『サーモン』が主役。

西洋わさびを入れてマリネしています。

北海道産の
西洋わさびが
ハマチの生臭さを消してくれる。

さらに
魚の旨味を引き立ててくれているのでは?
と感じるほど
土のような西洋わさびの香りと
寒い冷たい水が生むサーモンの脂のコクが最高ですね。

あのね。
サーモンは臭いです(笑)
どれだけ新鮮でも
脂がね・・・

私も
普段は醤油をつけて食べます。

だって
ほんまに臭くなかったら
塩で食べますもんね。
臭いから醤油に頼ると思ってます。

勘違いしないでくださいね。
私はサーモンは大好きですよ(笑)

でもね
せっかく、外でお金を出してサーモンを食べるんやったら

西洋わさびで食べると・・・
最高ですよ!

ええもん食った気にさせてくれますね。

さすが稲月シェフ!
という前菜に仕上がってますね。
強くオススメさせていただきます。

<パスタ>
・リガトーニ アッラ ノルマ

揚げナスとトマトのパスタです。
仕上げに、リコッタ・サラータ(熟成させたリコッタ)を振り掛けます。

『ノルマ』とはシチリア出身のオペラ作曲家ベリーニの代表作の名前。
このパスタがそのノルマのように素晴らしかったため、
ノルマ風というふうに呼ばれるようになったらしい。

バジルの緑 リコッタチーズの白 トマトソースの赤
綺麗な彩りでイタリア国旗の色。

まず、
トマトソースが違います。
今までのくえろのトマトソースとは違います。
トマトだけではなく
ドライトマトをふんだんに入れます。
おいおいおい!というほどに(笑)

このコクのあるトマトソースは太目のパスタと相性が良いです。
リガトーニというペンネよりももう少し大きい筒状のパスタを使います。

上には素揚げした茄子。

さらに、
リコッタをオーブンで焼いて水分を飛ばしてから
パルメザンチーズを加えた自家製のリコッタチーズも
仕上げに振り掛けます。

かなり
イタリアの味に近くなりました。
『カーチョ エ ペペ』と並んで私が最も好きなパスタです。
いや最近は『アッラ ノルマ』の方が食べたかったかな。
というのも
『アッラ ノルマ』は日本で再現できないと思っていたので
イタリアでは必死になって食べていました(笑)。
しかし
今回でまた順位が変わったかな?
そのくらいの完成度ですよ。

トマトソース好きは絶対に見逃せないですよ!

ノルマを知らないトマトソース好きは潜りだと思います(笑)
これ食べてから
他のトマトソースを論じてほしいですね。

稲月シェフが
私の強いリクエストで再現してくれた
気持の入ったパスタです。
強くお薦めさせていただきます。

<デザート>
・イチジクのクレープ(会員限定)

そば粉のクレープに
キャラメリーゼしたての熱々のイチジクの上に
冷たいミルクとイチジクのジェラートをのせて
温度差で楽しんでもらうデザートです。

イチジクにザラメをかけてバーナーで炙ります。
その熱々のイチジクの上から
ミルクとイチジクのジェラートをのせます。
この『温度差』がポイントのデザートです。

甘みは低い温度ではあまり感じにくいです。
アイスクリームやアイスキャンディなども溶けてしまうと
凄く甘い液体になるのを感じたこともあると思います。
ジェラートも
カチカチのは美味しくないんです。
当店も
営業中に冷凍庫と冷蔵庫を行ったり来たりしながら
混ぜながら
いつも良い温度を保っています。

今回は
熱いイチジクにのせているので
さらに早く溶けていくんですが
この溶けていく感じが最も美味しいんですよね。

しかも
市販のアイスと違うなぁと・・・
自家製のジェラートだなぁと
感じていただけると思います。

溶けていく時により甘みを感じる。
なので
何の甘みかわかりやすい。

しっかりと
フルーツを使って
美味しいミルクを使って

素材の良さを感じやすい温度だと言えますね。

そば粉のクレープに
カスタードを。
キャラメリーゼしたイチジク。
最後にミルクとイチジクのジェラート。

何も考えなくても美味しいですが
『温度』を感じながら食べていただけると
さらに、おもしろいと思いますよ!