’16.10/21(金)から10/23(日)のディナーメニューです

** 栗のカルボナーラ 落花生のカルボナーラ **

<前菜>
・真タラとジャガイモのオーブン焼き ボイル野菜 からすみのソース ¥1,600
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・ラルド(豚の脂身の生ハム)とドライトマトのブルスケッタ(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・熟成鶏肉と落花生のカルボナーラ(限定15食) ¥1,600
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<パスタ>
・和栗と自家製パンチェッタのカルボナーラ(限定5食) ¥1,700
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<魚のメイン>
・さわらのソテー 揚げ茄子バジル風味 ¥1,600
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<肉のメイン>
・和牛もも肉のグリル 南瓜とゴルゴンゾーラのグラタン ¥1,800
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・赤ワインのジェラート ¥350

・美瑛産メロンのジェラート ¥350

・ジェラートの盛り合せ ¥550

・洋梨のタルト ヨーグルトのジェラート ¥750
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お待たせいたしました。
ようやく栗が入荷。
でも、量が少ない・・・
今年は栗が不作で少量の入荷。
なので、1日限定5食とさせていただきます。

落花生も限定数があります。

2種類のカルボナーラがあるなんて初めてですね。
カルボナーラ好きの方は
見逃せませんね!

今週末はパラパラと予約を頂いています。
ワイワイ行きたいですね。

<前菜>
・真タラとジャガイモのオーブン焼き ボイル野菜 からすみのソース

タラの前菜です。

ジャガイモの上に
タラをペースト状にして
セルクル(ステンレスの輪っか)に入れて
パン粉を振ってオーブンで焼きます。

セルクルを抜くと

皿の中心には
円柱状の真タラとジャガイモのオーブン焼き。

周囲には野菜。

ボイルしてから
冷蔵庫で冷やしておいた
キャベツ、玉ねぎ、白ネギなど。

上から
今年の正月頃に仕込んだ自家製のからすみ。
そのからすみをふんだんに使ったソース。

そして
地元の葉っぱ物のサラダを少々。

メイン料理でもいけそうなほど
しっかりとした料理です。

やはり
真タラのオーブン焼きが
食べ応えと満足感がありますね。

しかしながら
あくまで前菜ですから
周囲には、
たくさんの野菜を従えて
この後に
濃厚なパスタやメイン料理を受け止める
準備段階。

野菜が多いのは前菜としては嬉しいですね。

お酒を召し上がる方や、私のようなおっさんには
しっかりした味わいであっさり仕上がる前菜は
満足感もあって
酒も飲めて
最高ですね。

<パスタ>
・熟成鶏肉と落花生のカルボナーラ(限定15食)

豚肉の塩漬け(パンチェッタ)の代わりに
鶏肉の塩漬けを使って、カルボナーラをするみたいです。

水分が抜けて、表面がカチカチになって
旨味が濃縮された鶏もも肉。
フライパンでソテーすると
濃縮した旨味を含んだ脂が弾けるように飛び出してきます。
その旨味と少し強めの塩分を含んだ油に
卵を加えて・・・。

そこらのスーパに並ぶ市販のベーコンでカルボナーラをしたら
もっと仕込みの時間を減らすことができる・・・
でもね、もう一ついくんです。
これがくえろらしさかな・・・
私の指示ではなく稲月シェフがしていることですよ(笑)。
そこに見習いのグッチもニヤニヤ追従。
もう厨房内は『バカ』ばっかりですよ!

でもね、カウンター越しにお客様が
ニヤニヤしながら美味しそうに食べてくれるから(笑)
これが1番のモチベーションでしすよ!間違いない!

肉が有名なイタリアのトスカーナで7年仕事をしてきた稲月シェフ
上手に肉を扱いやがる・・・本人に言わせるとただの塩漬けらしいが・・・(笑)
いやいやいや
今の流行りの熟成肉の領域ですよ。
もう2週間を超えてますから・・・
ここまでくると、あきらかに味の違いを感じられて
私は好きですね。

そこに、契約農家さんからの生の落花生を加えやがった。
思わず声を上げてしまいました。
熟成鶏肉に生の落花生なんて
素晴らしいすぎる・・・

関西では手に入りにくい『生の落花生』
茹でるでしょ?
芋のような
でも、歯ざわりは少しシャリッとする
何と言いましょうか・・・

そこに、濃厚な鶏の油が入ったカルボナーラのソース。
合わないはずがない!。やるな・・・

もう1つではなかった。
もう2つ上をいかれましたね(笑)

<パスタ>
・和栗と自家製パンチェッタのカルボナーラ(限定5食)

栗の入った自家製のパンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)のカルボナーラ。

くえろには季節のカルボナーラがあります。

春は『そら豆のカルボナーラ』
夏は『トウモロコシのカルボナーラ』
秋は『栗のカルボナーラ』
冬は『ゆり根のカルボナーラ』

4つの中で最初に出来たのが今週の『栗のカルボナーラ』です。
秋を感じられるパスタです。

自家製のパンチェッタをフライパンにのせると
はじけるように油がでてきます。

その油に卵黄、生クリームがよく合うんです。

そんなまったりとした濃厚なソースに栗の香りが移ります。
まるで栗ご飯のように・・・

こってりとしたソースが栗の香りとコクで
くどくなく食べられるんですね。

匂いを嗅いでも『栗』
口に入れると、ふわっと秋の香りが。

普通のカルボナーラではあまり味わえない風味。
鼻からも味わってほしいです。

仕入先曰く、
「栗は落ちるときはほとんど同時やからな。
ある時期はたくさんあるが、ぴたっと終わるからな」

そらそうですよね。
栗は自然のもんやから作付けをずらしたりできないですよね。
ただ南から順番に落ちていくだけですね。

最も旬が短い食材の一つ。
なので年1回の登場です。

カルボナーラ好きの方は、お見逃しのないように!

なお、今年は栗が不作で5人分しか入荷しませんでした。
なので、
1日限定5食とさせていただきます。

気になる方は
お早い目にお願いいたします。

<デザート>
・洋梨のタルト ヨーグルトのジェラート

洋梨を使ったタルト。
ヨーグルトのジェラートを合わせます。

ラフランスなんか誰が買うだろうか?と思うほど
寂びれた地元のスーパーでも見かけるようになりました(笑)。

まさに『旬』ですね。

そんな旬の洋梨をタルトにしました。
見た目はシンプルです。
特別に色味が良いわけでも無いしね。

洋梨は
加熱するとほんのりと甘味が出てきて大好きなんです。

また
アーモンドペーストを入れているので
芳ばしさといったらありませんな。

甘ったるさを和らげてくれる。

その上から
ホワイトチョコのソース
濃厚なソースをつけたり、つけなかったりと
変化を付けながら
食べていただけると
笑いが止まりませんよ(笑)

さらに上から
焼いた洋梨と
生の洋梨を。

歯ざわりと甘味の質の違いを
楽しみながら・・・

横には
ヨーグルトのジェラート

フレッシュの果物とは
異なるヨーグルト特有の酸味が
ホワイトチョコや
タルトの甘味を
上手に繋いでくれていますね。

いやー
良く考えられています。
組み合わせの妙を感じていただければ幸いですね。

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