’17.12/8(金)から12/10(日)のディナーメニューです

** 魚系! **

<前菜>
・ブリのオイル漬け サルサベルデ ¥1,600
ブリのオイル漬け サルサベルデ

・太刀魚のブルスケッタ(会員限定)¥500
太刀魚のマリネ
<パスタ>
・エビとカブのスパゲティ ¥1,600
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<魚のメイン>
・真鯛のアクアパッツァ ¥1,600
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<肉のメイン>
・和牛もも肉のサルティンボッカ ¥1,800
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・バニラのジェラート ¥350

・落花生のジェラート ¥350

・ジェラートの盛り合わせ ¥550

・チョコレートのババロア 林檎のジェラート ¥750
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<お知らせ>
今週は
ブリ、太刀魚、エビ、真鯛
何処のスーパーでも揃う
普通の魚介系の食材ばかり。

それを
プロのコックが見事に仕上げる。
魚好きはお見逃しなく!

今週末の予約状況は
金曜はテーブル席は満席。
土曜も残りわずか
カウンターはパラパラ。
日曜は
まだガラガラですよ。

<前菜>
・ブリのオイル漬け サルサベルデ

自家製のブリのオイル漬け(いわゆるツナ)と
パプリカと赤玉ねぎとレタスのサラダを
レモンのドレッシングで食べてもらいます。

ツナを作りました・・・
とは言っても・・・

今回は
マグロではなく
ブリを使いました。

ツナの難しいところは
パサパサになってしまうところ。

しかし、
ブリの脂分がしっとりとして
美味しい仕上がりに。

そもそも、
ツナなんか買えばええんちゃうん?と思っている方。
私も食べるまで思っていましたよ。

缶詰のツナ味はあくまで缶詰の味ですよ。

セロリなどの数種類の野菜に香り付けのローリエ。

『本物の味』というほどたいそうなものではありませんが、
きちんと作った味を感じてください。

まず、
ツナを炊くためには
野菜と鶏肉でダシを作らないといけません。
人参・大根・鶏肉の『皮』、セロリの『茎』、
玉ねぎの『ヘタ』、長ネギの先の『青い部分』
なんと、普通は捨てる部分でダシをとります。

どうせダシをとったら捨てるのだから・・・
イタリア人の生活の知恵!ですかね。関心しました。

こん身の自家製のブリのオイル漬けは
サルサベルデのソース(パセリのソース)を合わせます。

サラダなのに
お酒が飲める味に仕上がっていますよ!

<パスタ>
・エビとカブのスパゲティ

カブのピューレに
濃厚なエビのダシを加えた効かせたピンク色のソース。
ペコリーノチーズとパン粉で
仕上げる人気のパスタ!

仕込みが大変なパスタですよ。
海老の頭と殻を外します。
もちろん、身はパスタに使います。
頭と殻のゆくえが問題なんです。

捨てると思いきや。頭と殻は鍋に入れ、ダシを摂るんですよ。
貧乏臭いでしょ(笑)。ザルでこして旨味を一滴残らず絞り出すんですから。

仕込み中の店内はすごい匂いです。
海老せんべいの匂いです。トイレまで匂いがしますよ。

カブのピューレの白いソースに、
エビのダシを加えます。

普通に頭と殻つきの海老を入れるだけでは出てこない部分の旨味まで味わえますよ。

とにかく、
食べてみてください貧乏臭いと笑せませんから!

どうやら、手間がかかるらしいです。

たしかに、
以前に手伝いましたが、手はいろんなもんが刺さるし、
かゆくなってくるし、大変でした(笑)。

仕上げには
ペコリーノロマーノ(ローマ産の羊のミルクのチーズ)
ローストしたアーモンド
砕いた桜えびを混ぜたパン粉
を加えます。

どれもこれも
鼻腔をくすぐる食材ばかり。

白ワインや
ビールが
止まらないですよ!

<デザート>
・チョコレートのババロア 林檎のジェラート

デザートメニューのタイトル通りに
『チョコレートのババロア』と
『林檎のオーブン焼きと林檎のジェラート』
が一つのお皿に乗っています。

しかし、考えさせられますね。
どちらが主役か・・・

普通に考えればババロアですよ!
でもね、
林檎のオーブン焼きと林檎のジェラートを食べた時のインパクトが忘れられない。
凄かったですね。

林檎のオーブン焼きは美味しいですね。
私は大好きです。

林檎は数少ない
そのまま食べるよりも
加熱したり加工したほうが美味しい果物です。

甘味が増しますよね。
キャラメルのソースで仕上げる。

素晴らしいの一言でした。

対して
『チョコレートのババロア』も
いいんですよね。

チョコのババロアでしょ!
ナッツが上にのって・・・
別に普通に美味しいなぁと思っていると!

今回は
レモンの皮を入れてます。
レモンとチョコの相性なんて合うに決まっている。

そこに
ナッツの香ばしさ。
チョコとナッツ、チョコとレモン。
チョコが中心に香ばしさと酸味と果実味が時間差で訪れる。

それぞれがそれぞれで完成しているデザート同士を盛り合わせる。
見た目はどこにでもありそうな感じですが、
これはなかなか素晴らしいデザートと感じました。