’18.5/18(金)から5/20(日)のディナーメニューです

** 美瑛産アスパラ 生しらす W祭り **

<前菜>
・美瑛産アスパラガスのボイル ¥1,800
Exif_JPEG_PICTURE

・しらすとそら豆とミニトマトのブルスケッタ(会員限定)¥500

<パスタ>
・生しらすとズッキーニのアーリオ・オーリオ スパゲティ(限定40食) ¥1,700
11535785_869570589777109_1774957104249422397_n

<魚のメイン>
・イサキのグリル バジル風味 ¥1,600
9F7D6B73-6CB8-4D9B-AC5C-F5529433E78A

<肉のメイン>
・豚バラ肉のオニオングラタン ¥1,600
9CCB2948-C448-4182-AD0B-E8CC18F05D87

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・カンパリのグラニタ ¥350

・グレープフルーツのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・ポレンタケーキ ミルクのジェラート パイナップルのカルパッチョ びわのコンポート(会員限定) ¥750
ポレンタケーキ ミルクのジェラート パイナップルのカルパッチョ びわのコンポート

この時期はくえろ・くえらは1年で最も食材が渋滞しますね。
フィレンツェの三ツ星で仕事をしていた稲月シェフ。
もちろん、多くの最高級な食材を触ってきました。
そんな稲月シェフが絶賛して
毎年待ちに待っているのが『美瑛産のアスパラガス』です。

今週末は行くよ!という声やメールは
たくさんいただいているんですが
まだ、予約はまだパラパラな感じです・・・(笑)。

この品種は種の交配が終了していて
今年が最後かもですよ。

アスパラにピッタリの
・シチリア産赤ワイングラス・・・¥700
・美瑛産トマトのレッドアイ・・・¥550

<前菜>
・美瑛産アスパラガスのボイル

最近にくえろを知った方は
ご存じないとは思いますが、
くえろで最も人気のあるメニューなんです。

しかも、
1年でこの時期だけなんで・・・
常連さんたちは北海道の美瑛から届く『アスパラ』を心待ちにしているんです。

以前に食べた方。
残念ながら、
食べれなかった方。
気になっている方も・・・

多くの方に食べて欲しいですね。
TPPなんてくそくらえ!日本の農業は凄い!
と実感して欲しいです。
それくらいのパワーのある食材です。

調理法は単純です。
塩茹でしてオリーブオイルをかけるだけです。
塩はイタリア産でゴミだらけです。
昔ながらの製法の塩。
なので、海草や小さい石が混ざっているので掃除が必要な塩。

オリーブオイルはイタリア産のエキストラバージンオイル。

ナイフとフォークで食べるアスパラです。
シェフの塩加減が甘さを引き立てるんですよ!
本当に、美味いですよ!!

今年は最高気温が高く例年よりも少し早いですね。

なので
北海道の農家を営む友人のNは
霜を気にしていました。

今週から3週に渡って
美瑛産のアスパラを予定しています。

数年前に霜で全滅したことがありました。
自分の糖分を使って霜から身を守るために
甘みが抜けてしまうんです。

悠長なことを言ってたら
食べ逃してしまうかもしれないですよ!
今年のアスパラガスは。

強く強くお勧めさせていただきます。

<パスタ>
・生しらすとズッキーニのアーリオ・オーリオ スパゲティ(限定40食)

捕れたての生しらすを使ったぺぺロンチーノ。

今週も淡輪の同級生の漁師に分けてもらった『生しらす』
しらすは鰯の稚魚です。

鰯は水揚げ後、4時間くらいしかもちません。
そのために
ほぼ100%流通はしらす干しの状態。
つまり
釜茹でしてから干して。

今回の『生しらすのペペロンチーノ』は
水揚げ後、すぐに塩漬けに。
すると
4日間くらい持つんです。
おそらく、ここがわからないんですよ。
あまり行われていないことなんで・・・
以前は3日でいたんでしまったこともありましたし・・・
今回は何日持つか・・・
鮮度だけでなく量も心配ですが・・・(笑)

フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて加熱。
そこに
生のしらすの塩漬けを入れる。

つまり
しらす干しは、塩茹の際に
幾分、旨味が流れ出てしまう。
一方
『生しらすのペペロンチーノ』は
フライパンの中で加熱されるために
その全ての旨味をソースに凝縮できる。

ここが美味しいポイントですね。

ズッキーニを加えます。

加熱されると感じやすいズッキーニの香りと甘みが・・・

私は大好きです。
その香りとしらすの磯の香りが合わさりニンニクと唐辛子が・・・

ペペロンチーノの最上級の味わいだと断言できますね。

オイル系のパスタが好きな方は
無理してでも食べておかないと後悔しますよ!

すーーーーばらしい味に仕上がってますね。

<デザート>
・ポレンタケーキ ミルクのジェラート パイナップルのカルパッチョ びわのコンポート

ポレンタ粉(とうもろこしの粗挽きの粉)のパウンドケーキ。
ミルクのジェラートと赤ワインのソースで食べていただきます。
隣には
パイナップルのカルパッチョ びわのコンポートをのせて
盛り合わせにしています。

ごくごくシンプルなケーキです。
長い時間の試食を経て完成。
シンプルなのはごまかしが効かないので難しいですね。
果てしなく長い試食の先には、すっきりとした
ポレンタ粉のケーキが生まれました(笑)。

どんなものにも香料が入っている、今の日本のお菓子事情。
そんな中で『この素朴さ』は凄い。

シンプルでかつ美味しい。

素朴なケーキです。
満足していただける仕上がりです(笑)。

どれだけ再現したかったかというと、
毎年、ローマに行く私達が
わざわざお土産に買って帰ってくるのだから…
相当でしょ(笑)

そんな、田舎もん丸出しのポレンタケーキには
同じく田舎臭いミルクのジェラートを合わせます。

横には
びわのコンポートとパイナップル

どれもこれも
一つずつ見たら田舎臭い素朴なものばかり。

しかし
それらがお皿の上で合わさると
どこの子や?と見紛うほどの
素敵な仕上がりですね。

「ほんまや!素朴やなー!」と言いながら
食べて欲しいですね。