’18.6/29(金)から7/1(日)のディナーメニューです

** 初夏はトマトの季節 **

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムとすもものサラダ ¥1,600

・サバのマリネのブルスケッタ(会員限定)¥500

<パスタ>
・スパゲティ 豚肉のラグー 揚げ茄子 ペコリーノチーズ ¥1,600

<魚のメイン>
・イトヨリのフリット グリーンオリーブ風味 ¥1,600

<肉のメイン>
・ポルペッティー二とチーズのオーブン焼き トマト煮込み ¥1,600

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・アスパラのジェラート ¥350

・グレープフルーツのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・ヨーグルトのパンナコッタ パインとスイカのカルパッチョ(会員限定) ¥750

<お知らせ>
今週末も予約は少なくガラガラですよ。

ゆっくり飲みませんか?
・赤ワインとレモンと桃のサングリア(新作)・・・¥550(限定20杯)

・青りんごビア・・・¥500
・ピーチビア・・・¥500
・美瑛産トマトのレッドアイ・・・¥550

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムとすもものサラダ

バッファローのミルクで作ったモッツァレラチーズ。
しかも
冷凍ではなく冷蔵で空輸で入荷したフレッシュなモッツァレラチーズと
トマトと生ハムのサラダ。

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは
牛のミルクで作ったもの。

水牛のモッツァレラチーズは
もっとやわらかく白身魚のような食感です。

しかも
冷凍するとその食感は残念なことに・・・

わざわざ冷蔵での入荷。

イタリアでも
観光客の多いメインストリート沿いでは
だいたい、牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、
いわゆる地元の方が行くお店では
水牛のモッツァレラチーズが出ることが多いです。

私たちがローマで頻繁に行くお店では
もちろん水牛のモッツァレラチーズが。

わざわざイタリアまできて
カプレーゼで牛のモッツァレラチーズが
出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、
よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。
是非、多くの方に食べて欲しいので。

今回は生ハムを合わせます。
14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて
想像するだけでワインが飲みたくなりますね。

かなりお薦めな前菜です。
特に、赤のキャンティを合わせてほしいです。
この軽めの赤ワインが
水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダを
より美味しく感じていただけると思います。
お見逃しなく!

<パスタ>
・スパゲティ 豚肉のラグー 揚げ茄子 ペコリーノチーズ

稲月シェフが豚肉をトマトと種類の野菜とともに煮込みました。
そんな煮込みのソースのスパゲティです。

煮込みは
どちらかというと
寒い時期に食べるソースです。

素揚げした茄子を絡めて
初夏のラグーソースに仕上げています。

オリーブオイルで素揚げされた茄子は
脂との相性は最高。
とても甘くなる。
その甘みはトマトの酸味によく合うね。

仕上げに
塩分の強いペコリーノロマーノをかける。

ペコリーノロマーノとはローマ産の羊のミルクのチーズ。

ローマの食材屋のおっちゃんの話。
ローマの羊は海の近くの草を食べている。
すると、
若干の塩分を含んだ草を食べ続けていると、
体内に塩分が回り、
ミルクがしょっぱくなるらしい。

その塩分を含んだミルクに、
通常のチーズを作るときと同量の塩分を加えるために、
出来上がった『ペコリーノロマーノ』は塩分が高くなる。
らしい。

その強めの塩分を利用したソースです。

茄子の甘みとトマトの酸味と豚のコク
そこにチーズの塩っ気。

試食では
口に入れた瞬間にペコリーノの香りが
脳に突き抜ける感じがしました。
美味いですよ!

<デザート>
・ヨーグルトのパンナコッタ パインとスイカのカルパッチョ

パンナコッタとは
生クリーム(パンナ)を煮た(コッタ)デザート。
冷やしてゼラチンで固めます。

今回はヨーグルトを加えた
爽やかな酸味のあるパンナコッタ。

自家製のブルーベリーのジャムをのせます。

ベリー系の酸味と甘味が加えられて
見た目も鮮やか美味しいですね。

横には
スイカとパイナップルを薄く切って
並べます。カルパッチョのように・・・

カンパリのグラニタ
イタリアの苦味ある赤いリキュールを
火を入れてアルコールを飛ばしてから凍らせてから削った
いわゆるかき氷。

子供を無視した大人のかき氷です。

さらに
地元の契約農家さんから分けてもらった
野生のはらんきょう(すもも)のジェラート。

自然な酸味がいいですね。