** 9/9(日)は10時半から15時はくすぶり市です。 **
・しらすとバジルのブルスケッタ(会員限定)¥500
<パスタ>
・ブリと揚げ茄子とドライトマトのスパゲティ 熟成しらす風味 ¥1,600
<魚のメイン>
・秋鮭とラルドのグリル リコッタグリーンオリーブソース ¥1,600
<肉のメイン>
・鶏ムネ肉のレバー風味 南瓜のピューレ ¥1,600
<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250
・南瓜のジェラート ¥350
・紅茶のジェラート ¥350
・ジェラート2種盛り ¥550
・栗とそば粉のケーキ イチジクミルクのジェラート(会員限定) ¥750
<お知らせ>
今週も、私が収穫してきた北海道の『強い食材』が溢れかえっています。
今年のミニトマトは近年で最高の出来ですね。めちゃくちゃ旨いですよ。
・白ワインとレモンと桃のサングリア(新作)・・・¥550(限定20杯)
・青りんごビア・・・¥500
・ピーチビア・・・¥500
・美瑛産トマトのレッドアイ・・・¥550
・桃と白ブドウのジュース(新作)・・・¥400(限定20杯)
<前菜>
・イチジクと生ハムのサラダ仕立て
生ハムとイチジクを使った
サラダ仕立てです。
生ハムメロンのように
イチジクを生ハムと一緒に食べてもらいます。
甘いもんは甘いもん
しょっぱいもんはしょっぱいもん
と思っている方々。
皆さんと同じくらい
いや、数年前の私のほうが
より強く思っていたかも・・・。
酢豚のパイナップルのように
小馬鹿にしていました(笑)。
でもね
西洋では一般的な食べ方なんです。
日本人にはわからんわ。
と諦めるのはもったいないですよ!
体験してみると
なるほどの食べ方ですから。
14ヶ月も熟成されたパルマ産の生ハム。
熟成が長いからか旨味が強く、
塩分も柔らかいです。
だからこそ
優しい甘みのイチジクに合うんでしょうね。
奥深い柔らかい甘みのイチジクと生ハム
お酒が進む、
サラダ仕立ての前菜ですよ!
<パスタ>
・ブリと揚げ茄子とドライトマトのスパゲティ 熟成しらす風味
2年半熟成させたしらすの唐辛子漬けを使った
ブリと揚げ茄子とミニトマトのドライトマトのパスタ。
久々ですね。
魚介のソースの中で3本の指に入る大好きなパスタ。
このパスタを食べての感想は
『パスタ、つまり麺の甘味が感じる。』
パスタの小麦(デュラルセモリナ粉)の甘味を強く感じるソースです。
もちろん
茄子も甘いですよ。
素揚げしているので特に甘い。
それもこれも
一昨年の3月に仕込んだ
『しらすの唐辛子漬け』の仕業です。
コクの強い『しらす』。
2年半の期間によって
しっかりとした味わいになってきています。
このしらすのコクと唐辛子の辛味が
パスタ、茄子を甘く感じさせますね。
そこに
脂が乗っている
ブリを入れます。
しらすのコクとミニトマトの酸味が
ブリの青魚特有の磯臭さを相殺しています。
よだれが出そうです。
非常にコクの強い、
パンチの効いた魚介系のパスタ。
完全にビールですね。
<デザート>
・栗とそば粉のケーキ イチジクミルクのジェラート
ごろっと3つ入れて焼いたケーキ。
ヨーグルトのジェラートを添えます。
9/9(日)のくすぶり市でも販売予定です。
あの『栗とそば粉のケーキ』を使ったデザートです。
やはり『栗』のケーキは人気ですね。
試食の話。
普通に焼いても栗のケーキは不味くはなりにくい。
しかし、試食の相手は稲月シェフと奥野シェフ(難波店)の2人が・・・
80点ほどで許してくれるはずも無く・・・
いつもながら、心の中では「充分美味しいけどな・・・もうええんちゃうん?」と思いながら
何週間も続き、月をまたいで
結果、数ヶ月も掛かりました(笑)
でもね、心の中にとどめて、試食に付き合っていたのは
とにかく、スタッフ皆がおもしろそう!
私が一番楽しんでましたが(笑)
そして、いつも創造をはるかに超える商品が完成する。
その一期一会の瞬間に立ち会える素晴らしさを
毎週、毎日の試食で、私が一番楽しませていただいています。
今回の驚きは、栗のケーキにそば粉を加えて
素朴なのに奥深い味わいに仕上がっています。
繊細な表現なので、解りにくい感覚かもしれません。
しかし、たとえ少数派であったとしても
この感覚がわかっていただける方がいれば
そこはこだわっていきたいところです。
そんな、栗のケーキには、
柔らかな酸味のイチジクミルクのジェラートを合わせます。
素晴らしい仕上がりです。強くお薦めさせていただきます。