’19.2/22(金)から2/24(日)のディナーメニューです

<前菜> ** 岩城島のレモン大会 最終日 **
・サーモンのソテー ドライトマトのソース サラダ仕立て ¥1,600

・タラとカリフラワーのブルスケッタ(会員限定)¥500

<パスタ>
・キタッラ 春野菜と生ハムのカーチョ エ ペペ ¥1,600

<魚のメイン>
・糸よりの丸ごとオーブン焼き ¥1,600

<肉のメイン>
・和牛ロース肉のカツレツ ¥1,800

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・バジルのジェラート ¥350

・ピーナッツのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・レモンのタルト チョコナッツミルクのジェラート(会員限定) ¥750

<3日間限定のドリンク>
※Ⅼサイズの岩城島のレモンを贅沢に半分使います。

・レモンサワー  各¥500(20杯限定)
・ウォッカレモン
・ジンレモン

・岩城島レモンのソーダ(ノンアルコール)
レモンサワー

・苺とオレンジのノンアルコールカクテル(限定10杯)・・・¥550

・美瑛産トマトジュースのレッドアイ・・・¥550

・林檎とカシスのカクテル(林檎とカシスのジュースも可、限定10杯)・・・¥550

・桃と白ワインのサングリア・・・¥550

・ヒューガルデン・ホワイト(瓶・ベルギー産)・・・¥500(限定5本)

<前菜>
・サーモンのソテー ドライトマトのソース サラダ仕立て

伊産ミニトマトのドライトマトとケッパーのソースで
さっとレアに仕上げたサーモンのソテーを
サラダ仕立てで食べてもらいます。

お造り用のサーモンを
カルパッチョで・・・
とも思ったんですが

今回は
粉を薄めに打って
軽くソテー。

中は生状態
カツオのタタキのように
レア状態で仕上げたサーモン。

ソースも具材を潰しただけの
作り込んでない仕上げ。

それでも
そのラフさは
手を抜いた粗いではなく
食材が美味しいので
口の中で
ドライトマトとケッパーの食感を少し残すことで

サーモンの臭みを消しながら
サーモンの脂の旨味を
ソースの酸味が上手に引き立ててくれています。

ベースになる
無濾過のオリーブオイルの力強い香りが
効いていますね。

家庭でできそうでできない
届きそうで届かない
肩肘の貼らない
絶妙な仕上がりのサラダですね。

料理をされる女性の方の方が良さが伝わりやすいかな?
とにかく旨いですよ。

<パスタ>
・キタッラ 春野菜と生ハムのカーチョ エ ペペ

塩ゆでしたパスタに、
おろしたペコリーノロマーノ(ローマ産、羊のミルクのチーズ)をふりかけて、
黒胡椒をふっただけのシンプルなソースです。

今回は生ハムと
春キャベツ、スナップえんどう、菜の花、そら豆を加えた春バージョン。

こんなシンプルなソースが一番いいんですよ。

ローマのチーズ屋のおっちゃんの話。
ローマの羊は海の近くの草を食べている。
すると、
若干の塩分を含んだ草を食べ続けていると、
体内に塩分が回り、
ミルクがしょっぱくなるらしい。

その塩分を含んだミルクに、
通常のチーズを作るときと同量の塩分を加えるために、
出来上がった『ペコリーノロマーノ』は塩分が高くなる。
らしい。

その強めの塩分を利用したソースです。

今回は太めの乾麺のパスタ(キタッラ)でやります。
しかも、
ローマで購入したペコリーノチーズを使って。

試食では口に入れた瞬間にペコリーノの香りが脳に突き抜ける感じがしました。
そして
個性の強いチーズに負けないそら豆の春の香り。

そこに
キタッラのモチモチ感。小麦の甘い香り。
たまらないですね。
噛みながら目を閉じると、
ローマを感じましたね。

今週末は多くのお客様に食べてほしいですね。

イタリアの味なんだな!
と少しでも感じていただければ嬉しいですね。

<デザート>
・レモンのタルト チョコナッツミルクのジェラート

最も好きなタルト。私の強いリクエストです。

ローマやパリに行くと
必ず食べるレモンのタルトの再現です。
なんてこと無い、普通のレモンのタルトです。

でもね
岩城島のレモンを使うと
レモンの『酸味の厚み』が違うんですよね・・・
奥深い酸味と申しましょうか・・・

上手いこと伝えられませんが
ただ、酸っぱいだけでなく深いんですよ!

それは
レモンの酸味と柑橘系の香り
だけでなく
タルト地の甘味とのバランスもあるでしょう!

そんな
レモンのタルトは
タルトだけで完成されています。

酸味も強く、甘みもしっかりあって、
イタリアっぽい味。

そこに
『苦味とナッツの香り』
苦くて芳ばしいチョコナッツのジェラートが最高!

よいアクセントになってますね。

試して欲しいですね。