’19.3/21(木)から3/24(日)のディナーメニューです

今週は木曜のディナーも営業いたします。
木曜から日曜までの4日間のメニューです。

<前菜>** 牛タンに牛すじ 最高でっせ! **
・ホタテのソテー パッパアルポモドーロ 金柑のソース¥1,600

・牛タンとバジルのブルスケッタ(会員限定)¥500

<パスタ>
・タリアテッレ 牛すじのラグー 米ナスとルッコラとペコリーノロマーノ ¥1,600

<魚のメイン>
・真イワシのグリル オリーブ風味 新玉ねぎソース ¥1,600

<肉のメイン>
・ポルケッタのロースト 菊芋のフリット ¥1,600

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・さつまいものジェラート ¥350

・チョコナッツのジュラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・ポレンタ粉のケーキ キャラメルのジェラート(会員限定) ¥750

<4日間限定のドリンク>
・イチゴオレンジのジュース(限定10杯)  各¥550
・苺ミルクのジュース(限定10杯)
・ピーチビア
・レモンビア
・青りんごビア
・カシスビア
・美瑛産トマトジュースのレッドアイ

・自家製シロップのレモンソーダ(ノンアルコール) ¥400

<前菜>
・ホタテのソテー パッパアルポモドーロ

ホタテのソテーをバジルのソース
パンのサラダとともに。

生で食べられるような新鮮なホタテを
プロのコックが火入れると
美味しいに決まってますね。

問題は
お皿としてどのように仕上げるかだと思います。

トマトソースで炊いたパンのソース。

元々は日にちが経ってかたくなってしまったパンを使う料理です。
なので今回は
前日から見習いのグッチが
わざわざパンを乾燥させていました。

パッパとはお粥。
つまり、トマトのお粥です(笑)。

お粥といっても米ではありません。
パンを砕いたものにトマトを加えて・・・
パンで作るお粥。
スープにパンをふやかした状態です。

パンとは思えない。
しっかりとコクはあるんですが、
どこか優しいソースです。
いつまでも舐め続けたい味ですね。

酒飲みにはたまらない前菜ですね。

白ワインか
ビールもいいですね。

青りんごのビールもおすすめ。

でも
パッパアルポモドーロはパンですから
食べ応えもあって、
ノンアルコールでも楽しめますね。

食べる前菜の顔もある。
素晴らしいね。

<パスタ>
・タリアテッレ 牛すじのラグー 米ナスとルッコラとペコリーノロマーノ

数日間煮込んだ牛すじのラグー(煮込み)。

牛すじは臭うので、
処理が必要なんです。

牛すじを炒めてから、玉ねぎ・ニンニク・赤ワイン。
さらにトマトを加えて煮込む。

ガッツリとしたやや重めの
肉肉しい牛のラグーソース。

涼しくなってきたので
こんなのもいいでしょ?
食べたくなってきましたよね。

若い子は、たまらない味わいですよ。
ズルズルいけまっせ!

仕上げに
ペコリーノチーズを振りかけるのですが。
けして上品じゃないです!
パンチが効いています。
牛すじの香り。トマトの酸味。ペコリーノチーズの香り。
パスタの小麦の香り。これらの調和。
ここまでは
何回かやったことのあるパスタ。

今回の新作の点は栗を合わせます。
最後に軽くフライパンで絡めてから仕上げます。

米ナスの甘味とルッコラの香りが引立ますねぇ。
絶妙な味わい。

食後、残り少なくなるソースはパンを付けて拭って欲しいですね。

<デザート>
・ポレンタ粉のケーキ キャラメルのジェラート

ポレンタ粉(とうもろこしの粗挽きの粉)のケーキ。
キャラメルのジェラートと食べていただきます。

ごくごくシンプルなケーキです。
シンプルなのはごまかしが効かないので難しいですね。

毎年行くローマでね。
毎回買って帰ってくるほど
大好きなケーキ。
時間をかけて再現した。

プチプチとした食感が特徴的。
あとはカステラのよう。
卵とバターくらい『この素朴さ』。
シンプルでかつ美味しい。

あとは言いようがない。
食べて見てほしい。

最近は見かけることもあるんですが
何か違うんですよね。

イタリアの田舎臭さを感じられるケーキ。

苦いキャラメルのジェラートを合わせます。

自然な苦味が
卵とバターに合う。

それらがお皿の上で合わさると
どこの子や?と見紛うほどの
素敵な仕上がりですね。

「ほんまや!素朴やなー!」と言いながら
食べて欲しいですね。