‘11.8/2(火)から8/7(日)の旬のメニューです

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズのカプレーゼ

<パスタ>
・剣先イカのアーリオ オーリオ スパゲティ

<メイン>
・牛タンのステーキ バルサミコソース

<デザート>
・パンナコッタ ラズベリーのソース

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズのカプレーゼ

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは牛のミルクで作ったもの。
水牛のモッツァレラチーズはもっとやわらかく白身魚のような食感です。

イタリアでも観光客の多いメインストリート沿いでは
牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、店内にはイタリア人しかいない、
いわゆる地元の方が行くお店では
水牛のモッツァレラチーズが出ます。

私たちがローマで頻繁に行くお店では
もちろん水牛のモッツァレラチーズがでます。

牛のモッツァレラチーズが出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、
よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。

是非、食べて欲しいので。

そんなモッツァレラチーズに
今回は旬のサバのオイル漬けを添えます。

味の濃い地元のミニトマトを添えます。
水牛のモッツァレラチーズに負けることなく、
上手く引き立てています。

まだ、チリヌーボー(白・シャルドネ)が10本近く在庫があります。

今回のモッツァレラに合わせて欲しいですね。

白ワイン込みで
夏に最適な前菜の完成ですね(笑)。

<パスタ>
・剣先イカのアーリオ オーリオ スパゲティ

旬の『剣先イカ』を一杯使います。

なので
下足(ゲソ)まで入っています。

試食後の感想は
こんなに甘いかね?
旬ならではの甘さやな。

イカの火の入れ方も絶妙だし。

軟らかく甘い。

また
青ねぎの食感がよいアクセント。

噛んだ際に発つネギの香りもなるほどという感じ。
もちろん唯一の色味も(笑)。

さらに
白ねぎをソテーしてから
柚子コショウとニンニクオイルで和えます。

その白ねぎを仕上げにのせます。

ピリッとして味のアクセント。

イカの甘み
2種類のネギが異なるアクセント。

とはいうものの
奥野シェフがローマで買ってきた無ろ過のオリーブオイルを
惜しげもなくたっぷりと使うのですが・・・

このイタリアの田舎っぽい強い香りのオリーブオイルが
全体の味の下支えになっています。

イカとネギだけです(笑)
素材の味を生かしたシンプルなパスタです。

しかしながら
このオイルがあるからこそ
まかないではなく晩のパスタとして堂々と出せます。

奥野シェフらしいパスタですね。

<メイン>
・牛タンのステーキ バルサミコソース

’11夏、稲月シェフの新作のメイン料理が完成。
気合が入っていますよ。
なんせ、1ヶ月以上前から試食を繰り返していましたから。

稲月「来週、牛タンのステーキするから」

飯田「どれをやるの?」
と聞き返したくらいに多くの試食を繰り返しましたから(笑)

1ヶ月前のこと。
稲月「牛タンを使いたい」。この一言から始まりました。

タンはね『舌』です(当たり前ですが)。
現物を見たことありますか?
肉の状態はグロイですよ!(写真をアップできないくらいに、笑)

これが職人に調理されるとこんなに美味しくなるのか!という典型例の料理。
職人冥利に尽きますね。

まず、セロリ・ネギなど数種類の香味野菜でタンを炊きます。
臭味をとるためなんですが、
その後のダシ私は飲みましたが
美味しいスープでした。
そんな透き通った塩ラーメンに使えそうな美味しいスープでタンを炊きます。
すると
ナイフがいらないほど柔らかく仕上がります。

そして
一旦、冷まして冷蔵庫で休ませてから
タンを厚い目に切って粉を打って鉄のフライパンで強火でさっと焼き上げます。
表面はカリッカリ。
生姜くらいならおろせそうなくらいに(笑)

中は柔らかいタンが表面はカリッカリですよ。
私は最高に好きな食感です。
美味しくないはずは無いですよね。

上にはトマトとパプリカ。
そして、水茄子をのせます(この野菜は日によって変更します)。

オリーブオイルと塩、黒コショウ
仕上げにバルサミコソース。

素晴らしい仕上がりになっています。

牛タン好きな方はお見逃し無く!

牛タンのステーキ

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