リクエストの多い『イチジク』を使ったデザート。
ドライの白イチジクは年中頻繁に使うのですが、
生のイチジクはこの時期だけですね。
そんなイチジクをコンポートにします。
試食の時は丸ごとだったのですが
食べにくいので包丁を入れました。
とはいっても1人前で丸々1個いきますよ。
赤ワインでコンポート。
イチジクは優しい味なので
何と合わせるかはバランスが難しいです。
上にはミントのグラニタ。
カキ氷ですね。
口解けが良く、冷たさと生のミントの爽快感の余韻が残る。
一方
下にはバニラのクリーム。
バニラは強いです。
扱いが難しいですね。
しかも、
相手が繊細なイチジクとなればなおさらのこと。
そこで
ワイングラスに入れることで
それぞれを時間差で感じてもらうようにしました。
まず
ミントのグラニタの爽快感。
そして
イチジクのコンポートの優しい甘みとプチプチ感。
最後に
底にはバニラの強い香りと甘み。
一緒に口に入れても
始めに、イチジクの甘みを感じて
後から追っかけてくるようにバニラのクリームの甘みが。
常に鼻はミントの香りが・・・
扱いにくい繊細なイチジクを上手く使っています。
素晴らしい仕上がりですよ。
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こちらは若干プライベートに近いです。
よかったら見てください。
堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら飯田