不器用なやり方しかできない。

昨年は12月の2週目は暇でした。

今年も同じ轍を・・・

今年も1週も切らさず来店していただいているお客様が数人。
日常に組み入れていただいて嬉しいです。

一方
あいかわらず
イベント事に弱いままで。
オープン以来ずっと。
特に大人数の忘年会は少ないですね。

くえろの提案している料理やお酒は
日本人の一般的な味覚に合わせにいっていません。
イタリアの味をそのままもってきているので
そこがやりたいところなんで。

そんなお店のことを理解していただいた上で
気の合う仲間同士の集まり、
多くても10人くらいまでの会に好まれています。
月に1度くらいですが、
テーブル席(20席)を貸切りなどもありますが・・・

先日も書きましたが
「話をしていてパスタが冷めた」という場面をほとんどみかけませんね。
シェフたちの真剣な調理姿が見えるのが大きいのでしょうね。
「一生懸命作っていただいているので、こちらも一生懸命食べな」
良いのか悪いのか解りませんが、
よい緊張感といいましょうか(笑)

料理と向き合っていただき
かみしめるように食べていただくお客様を多く見かけます。

それでも世間は忘年会シーズン
それを見込んでシェフたちが一生懸命仕込んでいたものが出ないのは・・・
私の打ち出しが間違っていたのか・・・
精神的にこたえますね。
昨年もこたえましたから(笑)
何とかしなければと思っていたんですよ。

いろいろ考えていました。

しかし
懸命に仕込む姿を見ると
何も変えられないんですね。
美味しいものを真摯に提供するしか。

これ以外の方法も
思いつくんですが、
やる気にならない・・・というか・・・
できないんですね。

やりたいことがはっきりしすぎてて
融通が効かないんですね。

この点は不器用なんです。

より美味しい物を提案していくしか方法がないんですね。
オープン以来、唯一変わらない点ですね。
だって
「暇やな。試食しようか?」こんな店少ないと思いますよ(笑)

この方法が受け入れられなかったら
それは
求められていない。
つまり
店を閉めるときだと開き直るしかないですね。

そうならないように
頑張っていきたいと思います。

今年も残りわずかです。
食べおさめにきてくださいね。

試食
写真を撮る奥野シェフを撮る私。

  • twitter ツィッターしております。
    よかったらフォローしてください。
  • facebook フェイスブックしております。
    こちらは若干プライベートに近いです。
    よかったら見てください。
  • 調理師募集!!
  • 堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら飯田