‘12.1/24(火)から1/29(日)の旬のメニューです

<前菜>
・サーモンのカルパッチョ りんごのサラダ           ¥1,575

<パスタ>
・タラとカリフラワーと自家製カラスミのスパゲティ(限定45食) ¥1,680

<メイン>
・豚肩ロースとパプリカのトマトソース煮            ¥1,575

<デザート>
・オレンジのプリン                      ¥472

<前菜>
・サーモンのカルパッチョ りんごのサラダ

ミントの香りが爽やかな厚めに切った食べ応えのあるトラットリアらしいサーモンのカルパッチョ。

サーモンのカルパッチョ
今週は脂ののった『サーモン』です。
茄子、玉ねぎとニンニクをソテーしてミキサーでブーン。裏ごししてピューレに。
そのピューレをサーモンの上に。サーモンはミントを入れてマリネしています。

ソテーした茄子と玉ねぎの甘味とミントの香りの相性が良いですね。

仕上げにかけるピンクペッパーのやわらかな香りと辛味が全体を引き締めています。

サラダもなかなかです。りんご、セロリ、クルミのサラダ。

りんごはこのようにしてサラダに使うんだな
と、試食の時に関心させられました。

りんごはセロリの香りを邪魔することなく、
特有のクセをやわらげています。

一方
セロリはりんごの香りを残しつつ、果物特有の甘味をやわらげてデザート感を完全に消しています。

また、食感もおもしろいです。
セロリのサクサク。りんごのシャリシャリ。時折、感じるくるみのカリッ。
奥野シェフと稲月シェフの合作です。

<パスタ>
・タラとカリフラワーと自家製カラスミのスパゲティ(限定45食)

カリフラワーのペーストにカリフラワーそのものと軽く塩漬けしたタラのオイル系のパスタ。
仕上げにおろした自家製のカラスミをふりかけます。

タラとカリフラワーと自家製カラスミのスパ
タラの塩分にカリフラワーの甘味のバランスがよいパスタ。
カリフラワーのペーストが入っているのでソースにとろみがついているのでパスタによく絡みます。

そこに
最後にふりかける自家製のカラスミの強いコクと塩分が食欲を刺激してくれます。

カラスミは1腹で3人前しかとれません。
それだけたっぷりいきますよ(笑)。

今回は15腹作りました。
45人前を予定しています。

昨年も好評でしたので
気になる方は早い目にどうぞ!
作り足せませんから完売したら終了いたします。

とはいえ
からすみです。
好き嫌いがあると思います。
強くはお薦めいたしません。
好きな方はお見逃しのないように!

そんなに何度もできるパスタじゃないので(笑)

カラスミのスライスをのせる予定でしたが
最後の試食で
カチカチに仕上げた自家製のからすみをおろした粉末を
チーズのようにたっぷりとふりかけることにしました。

つまり
主役はカラスミではなく『パスタ』

粉末にしたカラスミふるかけるとカラスミだけを味わいにくいです。
しかし
パスタによく絡むので、パスタとしては美味しいです。

とにかく
「麺をもりもり食べてくださいよ」ということです!(笑)

<メイン>
・豚肩ロースとパプリカのトマトソース煮

肉厚な肩ロースを鉄のフライパンで焼きながら
パプリカとトマトソースを加えて軽く煮込んだ
少し唐辛子の効いたトマトソース煮。

肩ロース

軽く煮込み中

豚肩ロースのトマトソース煮

パプリカがやりますね。
パプリカ自体も甘いのですが、
豚・トマトとの相性が良いのでより甘く感じるんです。

ローマの下町のテスタッチョのお店で食べた料理です。
とても、おいしかったんです。

今回の料理は、オリジナルよりもさらに美味しく仕上がっています。

ローマで買ってきた生唐辛子のペーストを隠し味に使用しています。
このペーストもやりますね。

辛味だけでなく甘味もあるんです。
唐辛子のペーストのくせにですよ。
青トウのような甘味を持っているんです。

この両者の甘味と辛味、豚のコク、トマトの酸味が絶妙です。
絶対にパンが欲しくなるソースですね(笑)。

この料理をローマで食べた時は衝撃的でした。
口に運んだ瞬間に
奥野シェフと目が合いましたね。

残念だったのは
前菜とパスタを食べすぎて満腹だったこと。

それでも
押し付け合いになることなく
むしろ取り合いになりましたからね(笑)。

目を閉じるとあのトラットリアの店内が今でも浮かびますね。
それだけ思い入れのあるメイン料理です。

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