’12 イタリア話 その9 『くっせいでっかいプリン』

『くっせいでっかいプリン』

アブルッツォ料理のお店。
アラビアータを食べた後、
私はトイレに立った。

店員さんに「今日できるデザートはこの3つ」と言われたらしく、
2人は選択済み。
消去法でプリンを注文。
特に何を食べたいということは無かった。
パティシエの岡地が居なければデザートを注文しなくてもよいくらい。
そんな気持でデザートを待った。

まず、岡地の前にレモンのジェラートが。
酸っぱくて美味しい。
そして濃い。
果汁がたっぷり入ったレモンのジュースを凍らせただけ。
素朴な味。
レモンのジェラート

次に、奥野の前にベリー系のタルト。
生暖かいくらい。
さっき焼きましたという感じ。
文句無く美味しい。
ただ、量が多いね。
本日のタルト

最後に、デーンとプリンが。
大きいな・・・
くっせいでっかいプリン
食べてみるとあきらかにくっせい?
私の味覚なんて一般人以下のバカ舌です。
それでも感じるアニス(八角)の香り。

奥野「どう?」

飯田「くっせい」

岡地「くっせいって何ですか?(笑)」

奥野「ちょうだいよ。」

岡地「僕も」

飯田「どうぞ!」

飯田「どうよ!くっせいだろ?」

岡地「少しアニスが強いかな。けど僕は好きですよ」

奥野「美味しいやん」

飯田「まずいとは言っていない。これをこのまま、くえろで再現は難しい」

奥野「そうかな」

飯田「そうやって」

2対1で負けた感じでしょ?

2人は最初に一口を食べてから
一切食べませんでしたから。

私が半分残すと宣言。

そしたら、一口ずつは食べたかな。
ほとんど手をつけませんでしたから。

まずくは無いが美味しいくもないプリン。

もっと量が少なかったら
そこそこ美味しいと思ったかも。

日本人には大きすぎて美味しくなくなって感じそう。

日本で再現するには要注意なデザートでした。
再現に興味はありますね。

とにかく、
くっせいでっかいプリンを食べました(笑)。

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