『エノテカピンキオーリ フィレンツェ本店へ向かう』
初三ツ星。
当店のスタッフで唯一働いていた稲月も
お客さんになったことはない。
話は聞いてドキドキしていたのですが・・・
奥野「あかん寝過ごした!おきろ!」
私は夢かと思ってニヤニヤしていた。
奥野「何を笑ってるねん!早く用意しろや!」
岡地はジャケットをスーツケースから出している。
飯田「どないしたんや!」
岡地「僕らも、19時過ぎに部屋に戻ってきて、うとうとしていたんです。」
飯田「何時なん?」
奥野「20時10分前や」
飯田「予約は20時やったよな」
岡地「僕、嫌ですよ。元上司がいてるのに遅刻なんて。」
飯田「そうか!急ごうか!」
奥野、岡地「だからさっきから言ってる!早く!」
やっと事態を飲み込み急いで用意した。
部屋は4階。
下まで降りたが、
カメラを忘れたのに気づき
奥野から鍵をもらい1人で部屋に戻った。
奥野「外で待っているで!」
部屋に戻り
階段を降りようとするが真っ暗。
照明のスイッチがわからない。
足はズキズキするし
手すりにつかまりながらそろそろと。
下まで降りたが
次は扉が開かない。
そこも照明が付いておらず
開け方がわからない。
長い間ガチャガチャ
3分くらいかな?
すると
誰から外から
「ストップ!」と女性の声が
たまたま戻った女性が扉を開けてくれた。
イタリア語で何か言われたが良くわからなかった(笑)
「グラッツェ」だけ行って外にでた。
2人「遅いって!」
飯田「扉が開かなくて・・・」
奥野「ボタンを押すって書いてたやん。」
飯田「真っ暗で読まれへんかった。」
奥野「それは知らん」
飯田「なんで真っ暗やったんや・・・」
走りだした2人を
私もびっこをひきながら付いていき・・・
10分遅れでなんとか到着。
つづく
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こちらは若干プライベートに近いです。
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堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら飯田