三ツ星を経験してよかったです。
「くえろはトラットリア、大衆店です」
と言いながら、
高級店を知らずにしていることに引け目がありました。
実際、食べてみて
年に1回とか生涯で1回のような特別なお店よりも
私は普段使いできるお店が好きです。と胸を張って言えます。
しかし
特別なお店はお客さんとして行ってみると
予想をはるかに超える満足感を得られました。
やはり
素晴らしいと感じました。
帰国後、稲月との話
飯田「反省したわ」
稲月「何が?」
飯田「頑張ってお前らにもう少し良い食材を使わせてやれるように仕入れを頑張らないとな。もっと美味しい料理を作れるのにな・・・」
稲月「それは間違いだ!」
飯田「なんで」
稲月「俺はあんな高級店(ピンキオーリ)は合わないよ。」
飯田「ええっ!」
稲月「素晴らしいお店だよ。しかし、魚は美味しいところ以外全て捨てる。人参は芯(切ると中心のところ色が変わっているところ)は捨てるんだぜ!」
飯田「そうなん!すごいな」
稲月「すごくないよ!自分がそんな料理を作っていて、自分の子供がごはんを残した時になんて怒ったらいいんだよ!もったいないから残すなって言えないよ!」
飯田「おうおう、確かに」
稲月「千葉の田舎で育った俺には合わないよ。素晴らしい技術、料理は認めるよ。しかしあそこでは長く働くことは出来ない!」
稲月は貧乏臭い話を熱っぽく話していた(笑)。
後ろで
奥野はイカの内臓をスプーンでこそいでいた。
そんな彼らが作るんですから。
今後もくえろは貧乏臭い大衆的なお店としてあり続けたいと確信いたしました。
よろしくお願いいたします。
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こちらは若干プライベートに近いです。
よかったら見てください。
堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら飯田