’12 イタリア話 その17 『便意に勝って勝負に負けた』

『便意に勝って勝負に負けた』

シエナ行きのバス乗り場に着いた。
少し時間があったのでトイレに向かった。

おばさんが座っている。
0.6ユーロを置くと
ティッシュを渡された。

個室は2つ。

右に岡地。

左に私。

便座に座る。
「冷た!」と思わず声が出た。
日本の暖かい便座に慣れて軟弱になっている私のおしり。
あまりの冷たさに便意が喪失。

0.6ユーロ払ったんだぞ!頑張れ!とお腹に。

頑張った。
そして
頑張った。

血で血を洗う戦い。

お金にはお金だ!
3人で13万の便を出すのに・・・
たかが0.6ユーロで頑張っていると思うと
笑けてしまいなかなか集中できず・・・

それでも何とか搾り出した。
戦いを終えて出迎えてくれると思っていたが、
意外にも二人が冷たい目でこっちを見ている。

奥野「もう行ったよ!」

飯田「えっ?」

0.6ユーロをケチってバスに乗り遅れた
そんなくだらない話です。

写真はトイレから出てきてきゃっきゃ騒ぐ日本人を不思議そうにみる女性。

バスのりば

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