1年前、地震があった数日後。
友人や親類から連絡がありました。
水・缶詰・電池・カセットコンロ・簡易トイレなど
送って欲しい。または送りたいのだが手に入らないので何とかなら無いか？

飲食なので仕入先から水や缶詰を入手できないか？ということ。

すぐに仕入先に問い合わせたのですが、
「大量の発注が出来ないように注文システムに制約があるんです。」
との回答。

「年間契約で抑えている水や缶詰なら大丈夫ですが・・・救援物資に向かないですね・・・」

くえろが1番多く持っている缶詰は
『ホールトマト』です。
火が無いところもありますしね。
そのままでは食べられないですから。
避難所でそんなグルメなことはしてられないですよね。

そのまま食べられる缶詰といえば、
『アンチョビ』
喉が渇いて仕方が無いですね。
パンも無いといっているところでアンチョビは無いですね。

喉が渇いたら水ですが、
300ml程度の炭酸水。

『ホールトマト、アンチョビ、炭酸水』
こんな救援物資って・・・
ジローラモが持って行かないと様にならないですね。
ふざけていると思われそう（笑）

こんな返答で
大変な時期にもかかわらず笑ってくれました。

震災直後は
こんな小さな笑いでさえ不謹慎な雰囲気がありましたから。

ほっとしました。

とにかく
全く役にたちませんでした（笑）。

結局、春と秋の2回の手作り市というバザーの売り上げを寄付させていただきました。

こういうときは届けばお金がよいのでしょうね。
しかし
届いたかどうか・・・

こんなことも心配してしまう１年でしたね。

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