‘12.3/27(火)から4/1(日)の旬のメニューです

<前菜>
・キビナゴのフリット トマトとパプリカのソース ¥1,575

<パスタ>
・スルメイカとセロリのラグーのスパゲティ   ¥1,575

<メイン>
・鯛のソテー カリフラワーのクレーマ      ¥1,680

<デザート>
・パンナコッタ ラズベリーのソース        ¥472

<前菜>
・キビナゴのフリット トマトとパプリカのソース

キビナゴのフライとサラダをパプリカのソースと生姜のソースで食べていただきます。

キビナゴのフライの下にはパプリカの甘味を生かした鮮やかな朱色のソース。
周囲にはサラダほうれん草とブロッコリーが。

えんどうの新芽の豆苗。
豆の香りとシャキシャキの歯ごたえ。
カリッとした食感の後に、突如、ニンニクの香りが。
ニンニクの芽。
スナップえんどうの爽やかな食感も・・・
小さく切った白瓜が甘い。

良く見ると、たくさんの野菜達が。

生姜のドレッシングのみを味見したときは
こんな個性の強いドレッシングはあかんやろ!と思ったのですが、
春の甘味の強い野菜、
キビナゴの下にひかれた甘味の強いパプリカのソース。

この2種類のソースが皿の上で化学反応が・・・。

もちろん新鮮なキビナゴのフリットがあってこその料理ですが、
生姜の苦味を美味く使い、野菜の甘味を引き立て・・・

良く出来ています。お薦めしておきます。

<パスタ>
・スルメイカとセロリのラグーのスパゲティ

細かく刻んだスルメイカを自家製ロサマリーナ(しらすの唐辛子漬け)とアンチョビを加えて、白ワインで煮込みました。仕上げにセロリのペーストを加えたパスタ。

そぼろ状になったスルメイカのラグー(煮込み)に
浅く炊いたセロリを。
噛むと清涼感のある香りが。

2通りのスルメイカのラグーで悩んだんですよ。

アンチョビで炊くか?自家製ロサマリーナで炊くか?

何回も試食しました。

いつもとは異なる悩み。
結論から言えば、両方美味しいんです。

アンチョビの方はセロリがよく香る。
一方
自家製ロサマリーナの方はパスタが甘い!

そういう時はスタートに戻るのが1番。

何が主役か?
『セロリ』

しかし
ソースの主役はセロリですが
パスタとしては麺が主役。

悩んで悩んだ揚げく
両方入れることになりました。

スタッフ全員が「美味い、美味い」と笑いながらの和やかな試食。

セロリの華やかな香りを感じながら
ロザマリーナとアンチョビの強いコクとスルメイカの風味。

小さく刻んでいるスルメイカが太目のスパゲティによく絡んでいます。
一体感がでています。
これらでパスタを美味しく食べていただきます。

パスタの小麦の甘みを感じられるソースです。

<メイン>
・鯛のソテー カリフラワーのクレーマ

お皿にカリフラワーのソースをひいて鯛をのせ、
上から透明のあさりのソースをかけます。

パリッと焼いた皮にパリパリと音を立てながら
あさりのソースがかけられます。

横に添えられたカブとアスパラのボイル。

これらも
あさりのソースによく合います。
むしろ
あさりのソースで食べると美味しいものを集めたようなお皿。

貝のあっさりとしているものの
力強い味が好きな方はたまらないですよ!

さらに
下にひいたカリフラワーのソースと
透明のあさりのソースを混ぜることで
白濁してとろみがでます。

すると
鯛とよく絡んで美味しいです。

クリーミーです。

しかし、
あくまでカリフラワーなので
あっさりとした繊細な味は損なわれていません。

魚料理の違う引き出しを感じました。

白ワインであわせるとより美味しくいただけると思います。