’12 イタリア話 その25 『ハプニングにつぐハプニング』

『ハプニングにつぐハプニング』

奥野の大声に起こされた!

奥野「あかん!寝過ごした。8時20分や!」

飯田「今日はローマに戻るんやんな。」

奥野「そうや早く!8時44分発やで」

岡地「じゃあ、もうあきませんね」

飯田「いや、いける。急ごう!」

奥野がベッドから落ちて3時間後。
全員2度寝。しかも寝過ごすなんて・・・

こんなことあります?

あるんですよね(笑)

ぐちゃぐちゃ言ってもしかたがない!

慌てて準備をした。

奥野「あかんわ。会計がある。」

飯田「俺がお前のスーツケースを1階まで降ろしておく。行ってこい。いくぞ!」

岡地「二つもですか?」

飯田「大丈夫や。今朝、オリーブオイルを割ったから軽くなっている。」

奥野「うるさい(笑)」(受付に向かいながら少し遠目から突っ込んだ。意外に余裕があるな・・・)

岡地と一緒に4階から階段でおろした。
エレベーターが無いので・・・
しかも
天井が高い部屋。

6階、7階くらいから階段で下った気分。
息が整った頃に
奥野が会計を済ませて合流。
会計の奥野待ち

さぁダッシュだ!
ドゥオーモの横をスーツケースを押しながらダッシュ!

市場の横をダッシュ!

飯田「いける。いける。がんばれ!」

走った。

駅に着いた
飯田「あれ?8時47分?あかん?」

岡地「そうですよ!駅の地下道のあたりで44分でした。間に合うと思っていたのは、時計を持っていない信也さん(飯田)だけですよ!(笑)」

飯田「ほんまかいな(笑)あれ電車が遅れてるんちゃうんか?」

奥野「ほんまや!(笑)」

飯田「やったやんけ!」

電光の時刻表

寝過ごしたのは私達だけではなかったみたい。
電車も寝過ごしよった(笑)

イタリアですよね。
10分遅れで電車が・・・。

張り切っていたのは
腕時計を持ってくるのを忘れた
能天気な私。
時間もわからず「ダッシュ!」の声を繰り返して
無駄な元気を撒き散らす(笑)

結果
44分は過ぎた。

しかし
電車も遅れていた。

飯田「電車が遅れているかも!だけでは走られへんで!時計の無い能天気な奴の無駄な励ましがよかったやんけ(笑)」

奥野「まぁ、間に合って良かった・・・」

全員、電車で続きを寝た(3度寝)。

さすがにテルミニ駅(ローマ)では寝過ごすことなく起きた(笑)。

しかし
左足の小指が脈を打っている。
靴を脱いでみると靴下が赤く染まっている。

初日の傷口が開いたようだ・・・

うーん。
まぁええか。

電車を降りると傷口がさらに開くハプニングが・・・

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