’12.8/7(火)から8/12(日)の旬のメニューです

<前菜>
・魚介のライスサラダ           ¥1,680

<パスタ>
・アマトリチャーナ ビアンカ       ¥1,680

<メイン>
・栗粉のガレット 豚ばら肉の煮込み ¥1,680

<デザート>
・オレンジのプリン            ¥472

<前菜>
・魚介のライスサラダ

野菜のダシで炊いたお米に
細かく刻んだ多くの野菜を混ぜ込み、上には数種類の魚介をのせています。
サラダ仕立てのお米料理。

パスタを主食とするイタリアではお米は野菜に部類されます。
そのお米を使ったサラダです。
サラダというだけあって多くの食材が入っています。

エビ・ホタテ・鯛・イカ・タコの魚介。
人参・玉ねぎ・パプリカ・トマト・ズッキーニの野菜。
オリーブ・セロリ・キュウリの酢漬け(ピクルス)。

魚介のコク、野菜の甘み、
ピクルスのカリッとした食感と酸味。

その多彩な具材の隙間を縫うようにお米が。
つまり、お米は具材の1つですね。

さらに周囲の食材が・・・
アスパラのシャキシャキ。
ニンニクの芽のシャリシャリ。
レンコンのパリパリ。
炒めたパン粉のサクサク。
微妙に異なる食感がおもしろい!

ニンニクの芽の食欲がそそる香り。
アスパラの茎の香り。
中でも、甘いアスパラの茎に塩気とコクの強いアンチョビとの相性は良いです。

最後に盛り付けるバジルの香りが食欲をそそりますね。

<パスタ>
・スパゲティ アマトリチャーナ ビアンカ

定番メニューのアマトリチャーナにトマトソースを抜いたパスタ。
自家製ベーコンとペコリーノロマーノ(ローマ産羊のミルクのチーズ)のパスタ。

ビアンカとは白色。
訳すと
白いアマトリチャーナ。

アマトリチャーナはパンチェッタ(生のベーコン)とトマトのパスタ。
トマトの赤色です。

そのトマトを抜いた白色のアマトリチャーナ。

トマトが無くて美味しいの?と思いきや。

パンチェッタの旨味と玉ねぎの甘味、
そこに、ローマで買ってきた
2年熟成のペコリーノチーズ(羊のミルクのチーズ)を振りかけます。

長期熟成のペコリーノはフルーツのような芳醇な香りがします。

その香りは
ビアンカの方がより感じる事が出来ます。

何か無いとわざわざトマトを抜きませんよね(笑)。

パンチェッタとチーズ
そして、最後に振りかける黒コショウの香りを感じて欲しいです。

ペコリーノチーズを多く使用するので、
チーズが無くなってしまったら終わりです。

そのため
年に何度もできるパスタではありませんよ。

常連さんから最もリクエストの多いパスタです。

イタリア人・イタリアに住んでいた方・
年に数回イタリアに行かれる方・イタリアに行ったことのある方。
そして、
イタリアに行ってみたいと思っている方もお薦めですね。

本場のゴリゴリの大衆店の味が好きな方は
お見逃しなく!

このパスタを食べれば
くえろはどこに向かいたいのか知っていただけると思います。

くえろの方向性を示しているといっても過言ではないですね。

<メイン>
・栗粉のガレット 豚ばら肉の煮込み

半熟の目玉焼きの黄身を潰して
数時間かけてとろとろに炊いた豚ばら肉と千切りキャベツ
これらを栗の粉のクレープで巻いています。

今回はそば粉ではなく『栗粉』を使いました。
一口食べると、栗の香りが鼻に抜けます。
そんなにパンチのある香りじゃあないんですが、
栗の香りは食欲をそそるんですね。

栗はデザートにもなるし、
今回のように前菜にもなるし、
果物と野菜の中間にある食材。
可能性が無限に感じる素敵な食材ですね。

そんな栗粉のガレットにとろとろに炊いた豚肉をのせます。

玉ねぎ・セロリ
白ワイン・白ワイン酢
フェンネル・ローリエ・白粒コショウ

これらで豚肉を1日半マリネにしてから、
豚肉でとったダシに
玉ねぎとセロリとニンニクを加えて煮込みました。

その上には
栗の香りを邪魔しないように
あっさりと千切りのキャベツ。

そして、人参のグラッセ。

さらに
焼きたての目玉焼きを。

何日も煮込んでトロトロの豚ばら肉の煮込みと千切りキャベツ。
上にのっかる半熟の目玉焼きの黄身を、
ナイフでちょーんとつついてやると、黄身が・・・

煮込みとキャベツと黄身。
そして、
時折、甘く食感の良い人参。
完璧ですね。

なお、栗粉がある分のみ、限定25食です。
完売後はそば粉になります。