今回も難産でした。
なかなか難しい。
まずは
岡地パティシエと稲月シェフの攻防から。
試食を食べながら
稲月「相変わらず欲張りだねー」
岡地「(味が)多いですか?」
稲月「どう思うの?」
岡地「少し多いかな?」
稲月「わかってるんじゃん!」
岡地「・・・」
稲月「オールスターだよ!」
岡地「どういうことですか?」
稲月「パイナップル、ココナッツ、バジルのジェラート(試食段階では入っていました)全て過去のデザートで主役だった食材だろ!4番ばっかりなんだよ!」
岡地「まぁそうです。」
稲月「だからオールスターなんだよ」
岡地「オールスターってなんですか?わかりにくい例えをやめてくださいよ!」
稲月「お前のデザートの方がわかりにくいぜ!」
飯田「もっとシンプルにしたらということやな。」
稲月「このデザートの主役はなんなんだよ!」
飯田「ココナッツちゃうの?」
岡地「カモミールです!」
飯田「ええーっ!カモミールかいな?」
岡地「そうですよ。カモミールでコンポートしたパイナップルが主役です。」
奥野「カモミールいいねー」
稲月「カモミール風味のパイナップルはいいよ。ココナッツもいいよ、バジルのジャラートも素晴らしい。一緒にはいらねぇ。」
岡地「どうしたらいいですか?」
奥野「カモミールいいよ。」
飯田「みんなわかってる。カモミールをどうすんねん!」
奥野「もっと強くてもいい」
岡地「それは難しいです。これ以上濃く出すとエグ味がでてきます。」
稲月「そうだよな」
岡地「じゃあ、パイナップルとココナッツだけにします。そこにはパイナップルのザバイオーネをします。明日もう一度試食します。」
奥野「おー食べたいなぁ!」
こんな感じで
激論でした。
結果、
パイナップルのザバイオーネ
パイナップルのコンポート
そのコンポートしたカモミールのジュレ
ココナッツのジュレ
一番上にはココナッツのソルベ
どれもこれも美味しい。
今回は組み合わせでもめました。
こんなに毎週激論しているお店はないでしょうね。
日に日に岡地パティシエもたくましくなってきていますよ。
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こちらは若干プライベートに近いです。
よかったら見てください。
堺市のイタリア料理屋 くえろ・くえら飯田