ヴェネチアからローマに出発する日の朝の朝食に
僕の好きなケーキが出てきました。
ん??朝からケーキ??
ケーキと言っても、クリームやチョコレートがのっているのではなくて、
素朴な焼き菓子って感じです。
薄く伸ばした生地にバターを塗って何層かにして、
そこに煮たりんごをのせて巻いてオーブンで焼いた北イタリアの伝統菓子で、
もともとはオーストリアから伝わったそうです。
写真は、朝食に出てきたもので、
砂糖や干しブドウ、シナモンなどのスパイスと一緒にりんごを煮て
タルト生地に包んで焼いたものです。
上には粉砂糖がかかっています。
何の飾りっ気もない素朴な焼き菓子ですが、
とても美味しかったです。
くえろ・くえら奥野