‘12.11/13(火)から11/18(日)の旬のメニューです

<前菜>
・鰤(ぶり)のフリット パプリカのソース 南瓜のサラダ  ¥1,680

<パスタ>
・スパゲティ アマトリチャーナ ビアンカ          ¥1,680

<メイン>
・フェンネルのソーセージ                   ¥1,680

<デザート>
・バナナのムース                        ¥472

<前菜>
・鰤(ぶり)のフリット パプリカのソース 南瓜のサラダ

黒オリーブを挟んで揚げた白黒の鰤。

ドライトマトを挟んで揚げた赤白の鰤。

黒オリーブの香りとコク。
ドライトマトの酸味とコク。

それぞれが
鰤と合わせると
主役を甘く感じさせてくれます。

下には
酸味と香りが華やかな
鮮やかな朱色のパプリカとトマトのソース。

そこに
蒸かしてから潰して、
オリーブオイルと干しぶどうを加えた黄色い南瓜。

さらに
食感・香りがよい茶色のくるみを。

様々な色彩の食材同士の組み合わせ。

また
食材とソースの組み合わせ。
これらを変えながら、
食べていただきます。

目も舌もあきさせませんよ。
鰤のフリット
<パスタ>
・スパゲティ アマトリチャーナ ビアンカ

定番メニューのアマトリチャーナにトマトソースを抜いたパスタ。
自家製ベーコンとペコリーノロマーノ(ローマ産羊のミルクのチーズ)のパスタ。

ビアンカとは白色。
訳すと
白いアマトリチャーナ。

アマトリチャーナはパンチェッタ(生のベーコン)とトマトのパスタ。
トマトの赤色です。

そのトマトを抜いた白色のアマトリチャーナ。

トマトが無くて美味しいの?と思いきや。

パンチェッタの旨味と玉ねぎの甘味、
そこに、ローマで買ってきた
2年熟成のペコリーノチーズ(羊のミルクのチーズ)を振りかけます。

長期熟成のペコリーノはフルーツのような芳醇な香りがします。

その香りは
ビアンカの方がより感じる事が出来ます。

何か無いとわざわざトマトを抜きませんよね(笑)。

パンチェッタとチーズ
そして、最後に振りかける黒コショウの香りを感じて欲しいです。

ペコリーノチーズを多く使用するので、
チーズが無くなってしまったら終わりです。

そのため
年に何度もできるパスタではありませんよ。

常連さんから最もリクエストの多いパスタです。

イタリア人・イタリアに住んでいた方・
年に数回イタリアに行かれる方・イタリアに行ったことのある方。
そして、
イタリアに行ってみたいと思っている方もお薦めですね。

本場のゴリゴリの大衆店の味が好きな方は
お見逃しなく!

このパスタを食べれば
くえろはどこに向かいたいのか知っていただけると思います。

くえろの方向性を示しているといっても過言ではないですね。
スパゲティ アマトリチャーナ ビアンカ
<メイン>
・フェンネルのソーセージ

フェンネルの入ったわらじ状のハンバーグのようなソーセージ。

フェンネルとは清涼感と甘みと独特の香りを持つ香草。
イタリアではフェンネルの入ったサラミなどよくあります。

また、インドではレストランのレジの横にあり、会計時に一つまみくれるみたいです。
日本で言えば焼肉屋さんでくれる『はっか味の飴やガム』のようなもんですね。

もちろん、日本にもフェンネルはありますが、においが薄く物足りないです。

そこで、ローマの市場内のインド人がやっているスパイス屋さんから仕入れています。
今回のものは今年の正月に購入したものです。

市場内にたくさんスパイス屋はあるんですが、やはりインド人。
なぜなら、イタリア人もインドからしいれるんですから。
ならば、インド人から直でいこうぜ!

ということで、やはり、物も良いです。

初めは試食を求めたら「買うのか」と何回も聞かれた。
買うかどうかを決めるために試食をするのだが・・・
おそらく観光客のひやかしがおおいからかえらい慎重だった。
シェフがイタリア語で日本でパスタ屋をしている。
なので、買う意思はある。と伝えると。

試食をさせるさせる(笑)

黒胡椒なんて何種類だしてくるんだ!
丸のまま食べたら、終了~!
口の中は辛くて・・・
何も味がしなくなる。

最近は顔を覚えてくれたので、
何も言わなくてもどんどん試食をさせてくれます。
しかも良いものを勧めてくれる。

今回のフェンネルもその1つ。

日本では味わえないような
スパイシーなソーセージです。

めちゃめちゃ辛いなど下品な味付けじゃ、ありませんよ。
上品かつスパイシーです。

食べたことのない方は、もちろん、
以前に食べて気に入った方は是非食べておいてくださいね。

久々にメイン料理を熱く書いてしまいました(笑)
フェンネルのソーセージ