‘13.1/22(火)から1/27(日)の旬のメニューです

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ        ¥1,680

<パスタ>
・自家製キタッラのカーチョ エ ペペ             ¥1,785

<メイン>
・マグロのソテーとボイル野菜 サルサベルデのソース  ¥1,680

<デザート>
・蜂蜜ヨーグルト あんこ添え                 ¥472

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは
牛のミルクで作ったもの。

水牛のモッツァレラチーズは
もっとやわらかく白身魚のような食感です。

イタリアでも観光客の多いメインストリート沿いでは
牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、店内にはイタリア人しかいない、
いわゆる地元の方が行くお店では水牛のモッツァレラチーズが出ます。

私たちがローマで頻繁に行くお店ではもちろん水牛のモッツァレラチーズがでます。
牛のモッツァレラチーズが出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。
是非、食べて欲しいので。

今回は生ハムを合わせます。
14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて想像するだけでワインが飲みたくなりますね。
かなりお薦めな前菜です。
特に、赤のキャンティを合わせてほしいです。
この軽めの赤ワインが水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダをより美味しく感じていただけると思います。
お見逃しなく!

<パスタ>
・自家製キタッラのカーチョ エ ペペ

塩ゆでしたパスタに、おろしたペコリーノロマーノ(ローマ産、羊のミルクのチーズ)をふりかけて、黒胡椒をふっただけのシンプルなソースです。

今年の冬季休暇でもローマで『カーチョ・エ・ペペ』を食べてきました。

やはり、最も好きなパスタの中の1つですね。

こんなシンプルなソースが一番いいんですよ。

ローマの食材屋のおっちゃんの話。
ローマの羊は海の近くの草を食べている。
すると、若干の塩分を含んだ草を食べ続けていると、
体内に塩分が回り、ミルクがしょっぱくなるらしい。

その塩分を含んだミルクに、通常のチーズを作るときと同量の塩分を加えるために、
出来上がった『ペコリーノロマーノ』は塩分が高くなる、、、らしい。

その強めの塩分を利用したソースです。

今までにも乾麺で再現したことはありました。
しかし
本場のカーチョ エ ペペは生パスタなんです。
なんと
今回は自家製のパスタ(キタッラ)でやります。
しかも、ローマで購入したペコリーノチーズを使って。

試食では口に入れた瞬間にペコリーノの香りが脳に突き抜ける感じがしました。
しかも
生パスタのモチモチ感。
たまらないですね。
噛みながら目を閉じると、
ローマを感じましたね。

シェフ2人ともイタリア修行時代は毎日パスタをうっていたらしいです。
『イタリアで修行した』と言えば
一言ですが、、、

簡単にパスタをうってしまう2人を見ていると
凄いな!と思いましたね。

今週末は
多くのお客様に食べてほしいですね。

イタリアでの修行を経ての味なんだな!
と少しでも感じていただければ嬉しいですね。

<メイン>
・マグロのソテーとボイル野菜 サルサベルデのソース

ソテーしたマグロと茹でたジャガイモとゆり根とメキャベツを
パセリのソースで食べていただきます。

肉食文化の西洋人でも『マグロ』は大好きというのがわかる料理。

表面は焼き目はついていますが、切った断面は真っ赤のレア状態。
プロの焼き具合です。

食感はとり肉というかササミのように感じます。
お肉のような魚ですね。

隣には、ボイルした野菜たちが・・・
ジャガイモとアスパラが甘いんです。
さらに
トレビスの苦味が良いアクセント。

最後に、サルサベルデ(パセリ)のソースが。
自家製ベーコンとパン、パセリを入れています。

この隠し味の肉っ気が
ボイル野菜とマグロのソテーを上手く繋いでいます。

魚が好きな年配の方から
肉が好きな若い、学生さんをも魅了する料理です。

私はマグロの料理の中で最も好きな食べ方ですね。

合わせるのは、キンキンに冷えた白ワイン又はのど越しの良いビールかな?

マグロが肉っぽいので、
私は赤ワインが良いですね。