パティシエ2人体制

中野ケーキ

先日、奥野シェフが誕生日でした。
スタッフの中野が誕生日ケーキを作りました。

食べました。

飯田「生地が硬いな。」

中野「そうなんです。失敗しました(笑)。」

飯田「けど、生クリームは懐かしい味が・・・」

中野「そう岡地さんのレシピですよ!」

最近は
中野は休みの日もケーキを焼いては
休み明けの火曜にもってくる、という日々。

今、夢中でですね。
楽しそうにやってくれているんで
見ているこちらも笑みがこぼれます。

頑張っている中野もそうですが
たった2ヶ月ですが指導した岡地にも感謝です。

岡地から退職の意向を聞いたのが11月。
そこから
大きな穴をどうしようかと頭を抱えていました。

そこに
当時、アルバイトで来ていた中野。

昨年の12月いっぱいでアルバイト生活を終えて、
年明けからの就職先を探していたみたいで。

そこで
くえろに残らないかと誘ってみました。

数週間、悩んでいたものの
快諾してくれました。

調理の経験もあり
カフェの店長もしていて
しかも
栄養士の資格ももっている。

そんな経験を生かして
今はランチのデザート・晩の旬のデザート(今週は蜂蜜ヨーグルトあんこ添え)を作っています。
そして
晩のパン(チャバッタ)も焼いています。

岡地の残した味をしっかりと守ってくれています。

しかし
守るだけでは
岡地の穴を埋めるのは難しい。

裏メニューのデザートをどうしようか・・・

そんな時、
旧店舗からの常連のお客様が来店。

中百舌鳥で『なちゅらぶ』という天然酵母を使ったパンとケーキのお店をされていたオーナーパティシエの濱田さん。

出産を機に店を閉めて
育児に専念。

ようやく、昨春に『おかずカフェまめ』というカフェをされていたんですが
体調を崩して秋に閉店。

濱田「見切り発車でした(笑)」

ダメもとで聞いてみた。

飯田「くえろのデザート作ってくれません?」

濱田「体調がね・・・子供もいるし・・・」

飯田「昼間に数時間でデザートを作ってくれたらいいですよ。晩の営業は私を含めてスタッフがもりつけるからパートでどうですか?」

ということで
体調が戻るまではパートで来ていただくことになりました。

計算無くとっさに言ってしまいましたが
あんな人気店のオーナーパティシエさんにパートだなんて
恐れ多いお願いをしてしまいました。

しかし
今、思うと必死だったんですね。

岡地の大きな穴を埋めるのは
濱田さん以外には考えられませんでしたから。

2月から裏メニューのデザートを担当してもらっています。

余談ですが、くえろが移転する前は
濱田さんのなちゅらぶさんとは提携していたんです。
誕生日ケーキのご注文をいただいた時はお願いしていたんですよ。

そんな昔から知っている間柄なんです。

2月からは
パティシエ2人体制です。

遅くなりましたが報告と紹介をさせていただきました。

今後とも
よろしくお願いいたします。

濱田の裏メニューのデザート
『パスタ菓子とチョコレートジェラート コーヒーのソース』
多くのご注文をいただいています。

強くお薦めさせていただきます。
『パスタ菓子とチョコレートジェラート コーヒーのソース』

コーヒーとウィスキーのソースのかかったところが最高!
ソース