『時差なのか天然なのか、とにかくボケ』
19時半にホテルに戻った。
両手の荷物を置きに。
まだ、晩御飯には早い。
20時半に出ようか・・・
と約束してそれぞれ部屋に戻った。
私は眠気と戦いながら・・・
まさに『耐えた』だ。
何とかグッチと途切れ途切れでヨタヨタと話を続けた。
20時半に奥野の部屋に電話をかけた。
奥野「・・・はぁ」
(やっぱりか・・・)
飯田「寝てたんか?」
奥野「おう」
飯田「どうする?」
奥野「朝ごはんの話?」
飯田「はぁ?(笑)。晩やん。忘れたんか?」
奥野「あぁ、晩か・・・。やめておくわ」
飯田「(笑)だろうな、了解。明日は何時?」
奥野「始発でドゴール(空港)やな」
飯田「おいおいおい!明日は3日目やで!」
奥野「何で!ローマやって」
飯田「あほか!ちゃうちゃう今日は2日やで」
奥野「・・・そうか・・・」
飯田「どんだけ寝ぼけとんねん!」
奥野「じゃあ7時や・・・寝るわ」
電話が切れた。
グッチ「どうするんですか?」
飯田「眠いんやって(笑)」
グッチ「ですよね。」
飯田「凄い電話やったわ。俺が聞いた質問に何一つまともに答えられへんかったからな(笑)」
グッチ「全然、噛み合ってなかったですね(笑)」
飯田「笑かすで!俺も眠い。」
グッチ「腹減りません?」
飯田「すまん。全く減ってない(笑)」
グッチ「そうですか・・・」
飯田「どっか行ってこいや」
グッチ「1人で?」
飯田「大丈夫やって!」
グッチ「無理です」
飯田「じゃあ、何かテイクアウトしてこいよ!」
グッチ「・・・ですね・・・」
飯田「寝るわ。」
数時間後。
飯田「何時?」
グッチ「0時です」
飯田「やってもうた。行ってきたか?」
グッチ「はい。」
飯田「食べにいったんか?」
グッチ「まさか・・・その辺でパニーノを」
飯田「ええやん」
グッチ「ええことないですよ。めっちゃ不味かった。」
飯田「(笑)」