’13 イタリア話 その10 『再び足を運ぶ』

『再び足を運ぶ』

知人に紹介されたパリのセーヌ川沿いの店に行った。

どれもこれも美味しかった。

しかし、
再び行くか?と問われると「・・・」。
なんでしょうかね。

もう一度、足を運ぶというのはすごいことだと再確認。

まず、
美味しいか不味いか。

次に、
もう一度、食べてみたいか?

二つ目の階段はなかなか難しい。
ここで潰れるお店はたくさんありますね。

くえろもここを目指さないと生き残っていけないなぁ。
精進が必要だ。

こんなことを考えてしまうので
つい試食のように厳しい目で料理と向き合ってしまう。

せっかくの食事なんですからニコニコと食べなあきませんね。

ヨーロッパでは
このくらい厳しい視点で食事に挑んでしまいます。
なので
他のイタリア話で
美味しいと書いている料理は半端ないですよ(笑)。

超いやしいんです。
私の口は(笑)

ヨーロッパにまできて
普通に美味しいではダメなんです。

「たまらん」と叫びたい。
わき目を触れず唸りたいんですよ。

38歳にもなって
アホでしょ(笑)
わかっています。
どうしようもないんですよ。

探せばありますからね。

くえろは
このマニアックなところに支えられています。

お客様の『美味しいもの食べたい病』に(笑)

誰がですか?ですって。

この病気は
私が最も重篤な患者ですよ。
そら見ればわかりますよ。

この文章を読んで頷いているあなたです。