‘13.4/2(火)から4/7(日)の旬のメニューです

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ         ¥1,680

・ササミのブルスケッタ                        ¥525

<パスタ>
・牛肉と新ごぼうの自家製タリオリーニ             ¥1,680

<メイン>
・マグロのステーキ 温野菜添え サルサベルデのソース  ¥1,680

<デザート>
・レモンのジェラート    ・ミントのジェラート         各¥367

・フレジエ(苺とカスタードクリームのケーキ)           ¥787

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは牛のミルクで作ったもの。

水牛のモッツァレラチーズはもっとやわらかく白身魚のような食感です。

イタリアでも観光客の多いメインストリート沿いでは牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、店内にはイタリア人しかいない、
いわゆる地元の方が行くお店では
水牛のモッツァレラチーズが出ます。

私たちがローマで頻繁に行くお店ではもちろん水牛のモッツァレラチーズがでます。
牛のモッツァレラチーズが出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。

是非、食べて欲しいので。

今回は生ハムを合わせます。
14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて想像するだけでワインが飲みたくなりますね。
かなりお薦めな前菜です。
特に、赤のキャンティを合わせてほしいです。
この軽めの赤ワインが水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダをより美味しく感じていただけると思います。
お見逃しなく!

<パスタ>
・牛肉と新ごぼうの自家製タリオリーニ

数日間煮込んだ牛肉と新ごぼうのラグー(煮込み)。
ラグーに合わせる自家製のパスタは中華そばくらいの細い麺のタリオリーニ。

けして上品じゃないです!
血湧き肉躍る、食材達のぶつかり稽古のような味。
パンチが効いています。
牛肉の煮込みの香り。
パルメザンチーズの香り。
自家製パスタの小麦の香り。
なんといっても
新ごぼうの土の香り。
これらの調和。

シェフが調和させたのだが・・・
ちょうどよい分量、タイミングで
食材に導かれたような絶妙なバランス。

なかでも新ごぼうが。
春なんですね。
新ごぼうでこんなに季節を感じるなんて・・・
純粋な和の食材が牛肉の煮込み合うのは何となく想像できますが、
パルメザンチーズにも合うんですね。

牛肉のラグーのソースは
牛肉を炒めてから、玉ねぎ・ニンニク・赤ワインを加えます。
別に特別なことはしてないです(笑)
シンプルなラグーソース。
黒こしょう程度で・・・他に特別に強い香草も使いません。
つまり
新ごぼうの香りが香草!

牛肉のラグーですが、主役は『新ごぼう』。

そんなソースには
細めんのパスタ(タリオリーニ)を合わせます。

自家製のタリオリーニは卵黄・小麦の甘み・香りが良いです。
タリオリーニは中華そばのように細いです。
極力水分を抑えたカチカチの生地。
機械では回らない硬さ。職人が手で打たないと困難。
ゆえに
針金のようなしっかりとしたコシ。

そんな細い麺に良く絡む粘っこいソース。
仕上げに大胆にふりかけるパルメザンチーズ。

食後、残り少なくなるソースは
パンを付けて拭って欲しいですね。

<メイン>
・マグロのステーキ 温野菜添え サルサベルデのソース

ソテーしたマグロと茹でたアスパラを
パセリのソースで食べていただきます。

肉食文化の西洋人でも『マグロ』は
大好きというのがわかる料理。

表面は焼き目はついていますが、切った断面は真っ赤のレア状態。
プロの焼き具合です。

食感はとり肉というかササミのように感じます。
お肉のような魚ですね。

というか
肉と間違う方も多いと思いますよ!

隣には、ボイルした野菜たちが・・・
アスパラが甘いんです。
茹でた野菜の香りが春を感じます。

最後に、
サルサベルデ(パセリ)のソースが。
自家製ベーコンとパン、パセリを入れています。

この隠し味の肉っ気が
ボイル野菜とマグロのソテーを上手く繋いでいます。

魚が好きな年配の方から
肉が好きな若い
学生さんをも魅了する料理です。

私はマグロの料理の中で
最も好きな食べ方ですね。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.