世界遺産に登録されている”スパッカナポリ”。
観光客が多い通りでもありますが、そこに生活する人もたくさんいて
ふとした時に、ナポリの人々の生活が垣間見れます。
そんな通りを歩いていると、面白い事をやってるおじさんを発見!!
古ぼけたおもちゃを並べて、被り物を被っている。
なんだ?なんだ??
と、足をたち止めてしまいました。
自分を”BIRD MAN”と名乗るこのおじさん。
鳥の様な恰好をして、鳥(あひるっぽい)がなくような声で歌う。
アフリカの民族楽器と足元に並べたコレクションを使って、音楽を演奏します。
あまりにも楽しそうに演奏する姿に、大人も子供も足を止めます。
今まで誰も見たことのないパフォーマンス。
ワン アンド オンリー。
演奏が終わると、みんなで大きな拍手。
「そもそも音楽とは、自然の中にある音を組み合わせて作られたもの。
だから俺は自然な音を使って、動物の声を真似て歌うんだ。」
その姿は、自由で個性があってとにかく楽しそうでした。
良いものを見せてもらいました!
「ナポリを見て死ね」と言う言葉がありますが、
死ぬならナポリの風光明媚な景色を見てからにしろという事ですが、
楽しそうに暮らすナポリの人々の姿を見れば、悩んでるのがばかばかしくなって
生きる気力がわいてくるという意味もあるそうです。
このBIRD MAN。
そんなパワーを持った人でした。