<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ ¥1,680
・エビのブルスケッタ (会員限定) ¥525
<パスタ>
・美瑛産アスパラガスのカーチョ エ ペペ ¥1,890
<メイン>
・真鯛のグリル アンチョビバターソース ¥1,680
<デザート>
・低温殺菌ミルクのジェラート ・アールグレイのジェラート 各¥367
・凍らせたカタラーナ チェリーソース (会員限定) ¥787
<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ
ゴムのような食感のモッツァレラチーズは
牛のミルクで作ったもの。
水牛のモッツァレラチーズは
もっとやわらかく白身魚のような食感です。
イタリアでも観光客の多いメインストリート沿いでは
牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、店内にはイタリア人しかいない、
いわゆる地元の方が行くお店では水牛のモッツァレラチーズが出ます。
私たちがローマで頻繁に行くお店ではもちろん水牛のモッツァレラチーズがでます。
牛のモッツァレラチーズが出てきたらがっかりしますね。
食べたい方は、よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。
是非、食べて欲しいので。
今回は生ハムを合わせます。
14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて想像するだけでワインが飲みたくなりますね。
かなりお薦めな前菜です。
特に、赤のキャンティを合わせてほしいです。
この軽めの赤ワインが水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダをより美味しく感じていただけると思います。
お見逃しなく!
<パスタ>
・美瑛産アスパラガスのカーチョ エ ペペ
塩茹でしたパスタにアスパラとアスパラのダシを加えただけ。
仕上げに、ペコリーノロマーノ(ローマ産羊のミルクのチーズ)と黒こしょうをかけたパスタ。
採れたてのアスパラガス。
しかし、
収穫が始まり3週目にもなると
若干、細いアスパラも混じっています。
仕方が無いことです。
選別無しで1日でも早く採れたてを安く送っていただいているので。
とはいっても
Mが混じっているというだけで、Lや、2Lの方が多いです。
そこで
贅沢なんですがパスタにしました。
細いアスパラは皮の部分が多くなってきます。
皮の部分はアスパラ特有の青臭さを持っています。
この香りがチーズに合うんです。
『カーチョ エ ペペ』
カーチョとはチーズ。ペペはコショウ。
ペコリーノロマーノ(ローマ産の羊のミルクのチーズ)をかけて、
黒コショウ振り掛けるのみ。
パスタを仕上げる際には茹で汁を加えるんですが、
今回はアスパラの根の部分の薄く剥いた皮をとっておいて
その皮でとったダシを加えます。
塩も十分効いているこのダシは
最高級の美瑛産のアスパラなので、
たとえ皮だとしても飲めるくらい美味しいですよ。
ペコリーノロマーノは塩分が強いです。
その塩分とアスパラの強い甘味が絶妙のバランスです。
遅れて
黒コショウの香りを感じ、ふと我に返ります。
どこかに逝ってしまうくらい。
脳がとろけそうな・・・
あまり使いたくない言葉ですが
『やばい美味さ!』
強烈に美味しいです。
必ず赤ワインです。
太さにもよりますが、約3本入れます。
このパスタはやりすぎですね。
<メイン>
・真鯛のグリル アンチョビバターソース
真鯛のステーキをアンチョビとバターのソースで食べてもらう人気の魚料理です。
アンチョビバターソースはどうやっても美味しいですから。
このソースは書きようがないんですよ。
というのも、
どんだけ説明しても
絶対に食べた方が美味しいと感じますから。
匂いがたまらんことになっています。
それでも説明しますね(笑)。
想像してくださいよ!
バターを溶かした香り
たまらんですよね。
刻んだアンチョビが加熱された香り。
どこか醤油を焦がした香りにも似ています。
胃の奥の奥をこちょばしてくるたまらん香り。
当然、真鯛との相性は◎
真鯛は脂がのっています。
よく嗅いでみると若干魚臭いですよ。
そもそもソースは魚や肉などの臭いを押さえて食べる役割もあります。
今回のアンチョビバターソースはそういう意味では100点です。
欧米とは異なり、水揚げ後に魚を絞める文化があるので
日本の魚は臭くないです。
塩焼きでも十分に美味しく食べられます。
それでも
魚が苦手な方は多いですね。
魚が好きな方にはわからないかと思いますが
塩だけでは臭いが消え切っていないと感じる方も多いです。
そんな方に思い切って食べて欲しい魚料理です。
真鯛は魚の中でも比較的食べやすいですし、100点のソースですし・・・(笑)
付け合せにはブロッコリーとズッキーニと山芋のフリット。
初夏の野菜達にをこのソースで食べると最高!!!
アンチョビバターソースの殺人的な香りにやられてください。
この香りが駄目な方に会ってみたいですな。
それ程の良い香りです。
とにかく試してくださいね。