’13.7/23(火)から7/28(日)の旬のメニューです

<前菜>
・手羽元のグリル 揚げ茄子 アボカドのソース     ¥1680

・ミラノ産サラミのブルスケッタ(会員限定)        ¥525

<パスタ>
・あさりとブロッコリーと自家製からすみのスパゲティ  ¥1785

<メイン>
・豚バラ肉のペポーゾ パイナップル添え         ¥1680

<デザート>
・低温殺菌ミルクのジェラート ・完熟梅のジェラート  各¥367

・夏のティラミス コーヒーのグラニタ(会員限定)     ¥787

<前菜>
・手羽元のグリル 揚げ茄子 アボカドのソース

良い具合に焼き目が付いた手羽元に揚げた茄子を添えて
アボカドのソースで食べていただきます。

手羽元はニンニク・塩・コショウ・ナツメグ・クミン・
バルサミコ酢・レモンでマリネしてからグリルしています。
程よい酸味、クミンの香りがお酒が飲みたくなる味に。

さらに
素揚げした茄子。
茄子は油を吸うと甘味が際立ちますね。
その甘味と茄子の香りが素晴らしい!
スパイシーな手羽元の後に食べると、より甘いですね。

そこに
アボカドのソースをつけます。
まったりとしたアボカド。
その風味が、手羽元につけるとまろやかになるし、
何だろう?
鶏肉自体が美味しく感じるんです。

たかがアボカドのソース一つで・・・
これがソースの役割ですね。
ただ塩っ気を足すだけなら醤油でもかけてりゃいいんです。
より、メインの素材が美味しく感じる・・・

アボカドソースをつけて楽しんでください。

<パスタ>
・あさりとブロッコリーと自家製からすみのスパゲティ

あさりにブロッコリーのペーストを加えて、仕上げに自家製のからすみをふりかけたパスタ。

主役はブロッコリーです。
ブロッコリーの香りと甘味を感じていただくパスタ。

その甘味を引き立てるためにあさりのコク。

あさりのダシとブロッコリーのペーストの相性は素晴らしい!

あまりに素晴らしいので、他の食材は入れていません。

他の食材を加えると味が複雑になり美味しくなるのですが
ブロッコリーの味が薄くなってしまう。

それほど
繊細な甘味と香り。

その繊細なブロッコリーの特徴を消すことなく
上手に引き立ててくれる『あさり』。

ブロッコリーとあさりの相性は素晴らしいと言わざるを得ませんね。

そして、自家製のからすみの塩分と強いコク。

からすみは高級な食材。

しかも、パスタを作るのは奥野シェフ。
大量にぶっかけますから。

安く提供するにはからすみそのものを作るしかない!

試行錯誤で完成した自家製からすみ。

そんな『自家製からすみ』を主役にするのではありません。

なんと
ブロッコリーの脇役に使うんですよ。
自家製のからすみは細かくおろして
上からふりかけるので
繊細なブロッコリーの味を消すことも無く、強烈なアクセントになっています。

しかも
結構な量をふりかけます。

こんな贅沢なからすみの使い方。

自家製で作っているから、できることですね。

奥野シェフらしい味に仕上がっています。
あさりとブロッコリーと自家製からすみのスパゲティ
<メイン>
・豚バラ肉のペポーゾ パイナップル添え

ナイフがいらないほど軟らかく炊いた豚ばら肉の黒胡椒煮。
焼いたパイナップルを添えます。

ペポーゾとは
こしょうのペーペpepeからきています。

ポーゾとは『風』

コショウ風という意味。

トスカーナの伝統料理のひとつ。

トマトがなかった15世紀頃の料理。
フィレンツェのドゥオーモを作る際に、
大量のレンガが必要でした。
その労働者達は、1日中、交代でレンガを焼き続けたと言います。

そんなレンガ職人が作業のさなかに食べた煮込み料理。
胡椒をタップリ効かせた煮込み料理です。

肉を切るのにナイフは不要、
フォークでも簡単に切れます。

とても柔らかい。

煮込んでいる途中は
味見するとむせるほどに辛い!

えらいもんで
仕上がると、驚くほど辛い、ということはないです。

コショウ風味やな!程よい風味。

仕上げに
黒コショウを降るくらいですから。

そんな
コショウ風味のペポーゾには
甘い果物をあわせることが多いです。

今回は、酸味、甘味のバランスが良い
焼いたパイナップル。

一般的にはあまり人気の無いパイナップル(酢豚のせい?)
プロの上手な使い方を味わって欲しいですね。

ビール、赤ワインが
放せないですね。
ペポーゾ