最近、ちょいちょい見習いのグッチが
しゃしゃり出てきています(笑)
先日のランチ。
雨で暇だったこともあって
グッチがランチのフライパンを振っていました。
まぁ、頻繁に、まかないも作っていますし・・・
驚くことでもないかなという感じ。
2年前・・・
「くえろで働きたいんです」
と電話で問い合わせ。
アルバイトの募集もしていなかったのに・・・
熱意に負けて面接。
大学の学食でバイトしていたものの、
ほぼ素人。
しかし、料理への情熱は凄かった。
採用が決まると
稲月シェフにべったりで
包丁の使い方などまるでコピーのように・・・
若い者の成長が楽しいと
初めて感じましたね。
2年でランチのパスタを作っているんですから・・・
ランチにしゃしゃり出た日のまかない。
あさりのトマトソースを
ご飯にかけたもの。
美味かった。
始めの頃の
「美味しいよ」は
『不味くない』の意。食べられる程度。
そして
『まかないにしては美味しい』から、
『商品としても大丈夫なくらい美味しい』。つまり「売れるで!」という感じ。
この日のまかないは
3段階目の「美味しいよ」でした。
若いもんのやる気って
底がしれないですね。
そして
誰に習うか・・・
これが重要ですね!
奥野は典型的な天才肌。
何を言っているのか、よくわからない(笑)。
自分なりの理屈が独特すぎて・・・
一方
稲月は努力型。
基本は不器用ですね。
人一倍の努力と
整理能力の高い頭で
今の素晴らしい技術を身につけた。
なので
どこを切っても安定した答えが返ってくる。
毎週、私が書いている料理に関するブログの記事。
料理の質問をしても
奥野「大体、そんな感じ!合ってる!合ってる!」
稲月「それどういう意味?」理解すると「いいと思う。」
奥野ははっきり合ってると言い切る。
稲月はいいと思う(他の解釈もあるけど)。
間違えたくない稲月と
間違いを恐れない奥野。
人に教えるのは稲月の方が合う人が多いと感じます。
だって、奥野は宇宙人みたいなところがあるんで(笑)
稲月「俺くらいなら誰でもなれるよ!料理には才能なんていらない」
よくグッチに言っている。
しかし
努力できることが才能だと思う。
2年間、そんな稲月にしがみついたグッチ。
もっともっとあれだけ経験のあるコックが2人もいるんだから、
すごい勢いで伸びていきそうですね。
なによりグッチはアホなんで!(笑)
いやいや賢いんですよ!
しかし、
料理に集中したときはアホほど純粋になれる!
この純粋さがグッチの才能ですね。
どんどん吸収していくと感じています。
遅刻さえしなければ(笑)
私が一番、楽しませていただいていますね。