『トマトのチーズタルト ミントのジェラート』
コンポートしたミニトマトとチーズタルト。
生のミントの葉っぱを使ったジェラートを添えます。
関西のトマトの旬は梅雨が始まるまでですね。
雨が降るとトマトは水っぽくなりますから。
梅雨の無い北海道は夏の間もずっと美味しいんですよ!
まだギリギリ大丈夫です。
寒くなって色が付きにくくなるまでは・・・
8月の夏休みに北海道でトマトを収穫してきてから
今までずっと何らかの形でトマトを使ってまいりました。
常連さんは知っています。
くえろはトマトが美味しいことを。
今週はトマトをデザートに使いました。
チーズのタルトに入れただけです。
しかし、合わせ方が絶妙です。
酸味とコク。
そして、爽やかな甘味を持つトマトに、濃厚なチーズを合わせます。
それだけでは
トマトは野菜なんで(諸説ありますが)
何かで繋いでやらなければ、
デザートとしては美味く仕上がりません。
前菜みたいな仕上がりになってしまいます。
ただ、野菜を使ったデザート。
美味しさは二の次で、身体に良いという感じのデザートは
くえろはやりません!(きっぱり)
プロが作るんですから、一番は美味しくないと!
そこで、
キハダの蜂蜜を使います。
仕上げにかけるんですが
キハダはミカン科だけあって
爽やかな味がします。
トマトにぴったり。
口休めにはミントのジェラート。
生の葉っぱを使うと歯磨き粉みたいな味はしないんですね。
やっぱりフレッシュですね。
鼻でも楽しませてくれますよ。
濃厚なチーズと主役のトマト。
繋いでくれるキハダの蜂蜜。
口休めのミントのジェラート。
お皿の上でピースがあったという感じ。
どれも
代用が効かない素晴らしい組み合わせです。
今回のデザートは
美味しいデザートを考案して、たまたま野菜を使っただけ。
野菜ありきで作ったデザートではない点を感じて欲しいですね。