『渋皮栗のケーキ ヴィンサントと白ぶどうのジェラート』
ごろっと3つ入れて焼いたケーキ。
ヴィンサントというイタリアのデザートワインのジェラートを添えます。
takeout用に開発しいるパウンドケーキのシリーズで
最もスタッフの中で評価が高かったのが
今週の渋皮栗のケーキ。
やはり『栗』ですね。
普通に焼いてもすぐに合格点の80点は出ますね。
濱ちゃんはプロなんで(笑)
しかし、
試食の相手は奥野シェフと稲月シェフの2人が・・・
80点で許してくれるはずも無く・・・
いつもながら
心の中では「充分美味しいけどな・・・もうええんちゃうん?」と思いながら
何週間も続き、月をまたいで
結果、数ヶ月掛かりました(笑)
でもね
心の中にとどめて、試食に付き合っていたのは
とにかく、3人がおもしろそう
私を含めると4人ですが(笑)
そして
いつも創造をはるかに超える商品が完成する。
登場はたった一週間なのに・・・
その一期一会の瞬間に立ち会える素晴らしさを
毎週、毎日の試食で
私が一番楽しませていただいています。
今回の驚きは
栗のケーキにそば粉を加えて
素朴なのに奥深い味わいに仕上がっています。
この微妙な感覚は
風邪で鼻が詰まっていた際の試食はよくわかりませんでした。
だから
ダイナミックに食事をされる方には
解りにくい感覚かもしれません。
しかし
たとえ少数派であったとしても
濱ちゃんの感覚がわかっていただける方がいれば
そこはこだわっていきたいところです。
そんな
栗のケーキには
ぶとうの酸味と甘味が特徴的な
ヴィンサントのジェラートを合わせます。
当店のワインの半分の量で
値段は倍。
つまり、
4倍の価格の高級なデザートワイン。
わけあって安く入荷したので
思い切ってどぼどぼ使いました。
頻繁にできるジェラートじゃないので
この機会にどうぞ!