’15.1/23(金)から1/25(日)のディナーメニューです

<前菜>
・タコと新ジャガイモのサラダ仕立て ¥1,600
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・モンドールチーズのブルスケッタ(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・金柑と生ハムのカルボナーラスパゲティ ¥1,600
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<魚のメイン料理>
・ブリとあさりのカルトッチョ ¥1,700
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<肉のメイン料理>
・鶏モモ肉のソテー レバーのコンフィ ¥1,600

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・ラムレーズンのジェラート ¥350

・プラリネのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・レモンのタルト ミルクのジェラート(会員限定) ¥750
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<ドリンク>
・ドイツ産 ラガービール(限定10本) ¥850

・ドイツ産 ランドビア(限定5本) ¥900
(メール会員さん割引あり)
かすかに花の香りがする
ピルスナータイプのビールです。

・桃と白葡萄のスパークリングジュース(数量限定) ¥1,200

・チェリービール  ¥650
(残念ながら、残り1ケースで終売になる予定です。)

・ホットワイン ¥550

・赤のサングリア ¥550

・白のサングリア ¥550

・美瑛産生トマトのジュースと白ワインのカクテル ¥600

・美瑛産トマトジュース(ラスト1/2本) ¥550

<前菜>
・タコと新ジャガイモのサラダ仕立て

パンを砕いて
トマトを加えたパンのサラダ(パンの粥)
そこに
タコとジャガイモとセロリ、
カリフラワーを加えたサラダ。

柔らかく炊いたタコにジャガイモ。

粒マスタードと白ワインビネガーの酸味に、
下に引いたパッパのトマトの酸味。

この複数の酸味がいいですよ!
食が進む進む。

パッパとはお粥。
つまり、トマトのお粥です(笑)。

お粥といっても米ではありません。
パンを砕いたものにトマトを加えて・・・

パンで作るお粥。
スープにパンをふやかした状態です。
パンとは思えない。

しっかりとコクはあるんですが
どこか優しいソースです。

いつまでも舐め続けたい味ですね(笑)。

最近の稲月シェフは
こじゃれた料理が多かったです。
話を聞いてみると
「田舎臭い料理もやりたいですよ」と、言っていました。

今回は田舎臭いです。
しかし、
盛り付けや食材の合わせ方はさすがプロ。

味は田舎臭いが、
見た目はハイカラですね。
完全に外で食べるサラダですね。

<パスタ>
・金柑と生ハムのカルボナーラスパゲティ

卵黄と生ハムとペコリーノチーズの濃厚なソースを
金柑の柑橘系の香りで食べるカルボナーラ。

くえろには季節のカルボナーラがあります。

春の『そら豆のカルボナーラ』
夏の『トウモロコシのカルボナーラ』
秋の『栗のカルボナーラ』
冬の『ゆり根のカルボナーラ』

そして
冬にはもう1つ『金柑のカルボナーラ』

卵黄・パルメザンチーズ
ペコリーノチーズ・生クリーム
ここに金柑の酸味が合うんですね。

しかも、
金柑は皮を食べる少し変わった果物。
今回は金柑をスライスして皮も実も入れます。

しかし、
もともと果汁が多くないので、分離することなく上手く酸味が加わっています。

その酸味は、
同じ柑橘類のレモンやオレンジと比べると優しいですね。

そのため、
ハーブの香りを含んだ強いコクを持つ自家製ベーコンではなく
優しい繊細なコクの生ハムを合わせました。

『和』を代表する上品な金柑にパルマ産の14ヶ月熟成の生ハム。
日本とイタリア、最高の組み合わせですね。

仕上げに、
粒の黒コショウをガリガリおろします。
おろしたてのコショウが持つ爽やかな香りが全体を引き立てます。

さらに、おろしたペコリーノロマーノをふりかけるんです。

ペコリーノの塩分と香りが
金柑と生ハムの上品なコクを上手く引き立てています。

あっさりしているにもかかわらず
お酒がほしくなるほどしっかりとしたコクがあります。

金柑のシーズンもそろそろ終わりですね。
カルボナーラ好きの方は見逃せませんよ!

<デザート>
・レモンのタルト ミルクのジェラート

地元の農家さんのレモンで作った
ペーストをしっかりを使った
シンプルなレモンのタルト。
ミルクのジェラートを合わせます。

毎年、イタリアで食べるレモンのタルトの再現です。
私の強いリクエストです。
これは同じやなと感じましたね(笑)。

レモンの酸味と柑橘系の香り
タルト地の甘味とのバランスがたまらない。

そこにソース、悩みましたね。
レモンのタルトは完成されていますから
悩んだあげく
今回は、チョコを合わせます。
レモンのタルトは
酸味も強く、甘みもしっかりあって、
ドシンプルなイタリアの味。
そこに
無い味は『苦味』なんですね。
苦いチョコレートのソースが最高!

さらに
生のオレンジのソース。
オレンジの生特有の優しい酸味が
レモンの強い酸味と時間差で感じられます。

タルト地に入れた
ナッツの香ばしさと柑橘系の香り
酸味によく合う。

隣の素朴なミルクのジェラートが
身体に沁みますよ。

ティラミスのような知名度はありませんが
このレモンのタルト、
なかなかイタリアを感じますよ。

イタリアを知っている方にすすめたいですね。

行ったことのない方も
どこか西洋の味は感じていただけると
確信しています。
だって
もう3度目の登場なんでね・・・(笑)