’15.5/8(金)から5/10(日)のディナーメニューです

’15 第一回しらす祭り

<前菜>
・平子イワシ揚げマリネ ガスパチョソース ¥1,600
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・ブルスケッタ ブリの西洋わさび風味(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・生しらすとズッキーニのアーリオ・オーリオ スパゲティ(限定40食) ¥1,700
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<魚のメイン>
・メバルのソテー アンチョビバターソース ¥1,600

<肉のソテー>
・自家製フェンネルのソーセージの赤ワイン煮込み ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・ブランデーのジェラート ¥350

・アーモンドキャラメルのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・パンドーロ ティラミス 季節のフルーツの盛り合わせ(会員限定) ¥750
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<お知らせ>
GWが終わりましたね。
世間では落ち着く時期ですが
くえろ・くえらは1年で最も食材が渋滞する
ワクワクする季節に突入いたしました。

今年は海水温も高くいつもよりも早い
しらす祭りの開催です。

気合だけは入っとりますが
予約は少なめです(笑)。

GWも飲み放題は高評でしたね、
5月末まで延長することになりました。
ガンガン飲みに来てくださいね。

寂しいお知らせ
パティシエが5月いっぱいで退社することになりました。
残りわずかになったデザートを
楽しんで欲しいです。

<前菜>
・平子イワシ揚げマリネ ガスパチョソース

平子イワシを使った初めての料理。

平子イワシは
背中が青で、10cm未満の小さな真イワシ

懐かしいですね。
2003年
稲月シェフと知り合ってすぐに
稲月シェフの働いていたお店がバカンスに入ったので
男二人で(笑)
エルバ島という地中海の小さな島に旅行に行きました。

そのときに
鰯のマリネを食べたのを思い出しました。
あまりに美味しすぎて3皿食べましたからね。

今回はその平子イワシを
衣を付けてフライにしてからマリネします。

アジの南蛮漬けのように
衣をまとうとソースが吸いながら絡みますね。

私は大好きなんですよ!

下に敷かれた
パプリカの甘味を生かした朱色のガスパチョソース。

そして
周囲には、その日に撮れた
たくさんの野菜達が。

生姜のドレッシングのみを味見したときは
こんな個性の強いドレッシングはあかんやろ!と思ったのですが、
初夏の甘味の強い野菜、
平子イワシの下にひかれた甘味の強いガスパチョソース。

この2種類のソースが皿の上で化学反応が・・・。

もちろん新鮮な平子イワシのフリットがあってこその料理ですが、
生姜の苦味を美味く使い、野菜の甘味を引き立て・・・

美味しいですね。

まぁ、稲月シェフ自身も
「こんなサラダ食べたこと無い。これは稲月レシピに載せるね」と、
満足気な顔をしていましたし(笑)。

良く出来た前菜だと思いますよ。
お薦めしておきます。

<パスタ>
・生しらすとズッキーニのアーリオ・オーリオ スパゲティ(限定40食)

捕れたての生しらすを使ったぺぺロンチーノ。

今週も淡輪の同級生の漁師に分けてもらった『生しらす』
しらすは鰯の稚魚です。

鰯は水揚げ後、4時間くらいしかもちません。
そのために
ほぼ100%流通はしらす干しの状態。
つまり
釜茹でしてから干して。

今回の『生しらすのペペロンチーノ』は
水揚げ後、4時間以内に塩漬けに。
すると
4日間くらい持つんです。
おそらく、ここがわからないんですよ。
あまり行われていないことなんで・・・
以前は3日でいたんでしまったこともありましたし・・・
今回は何日持つか・・・
鮮度だけでなく量も心配ですが・・・(笑)

フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて加熱。
そこに
生のしらすの塩漬けを入れる。

つまり
しらす干しは、塩茹の際に
幾分、旨味が流れ出てしまう。
一方
『生しらすのペペロンチーノ』は
フライパンの中で加熱されるために
その全ての旨味をソースに凝縮できる。

ここが美味しいポイントですね。

ズッキーニを加えます。

加熱されると感じやすいズッキーニの香りと甘みが・・・

私は大好きです。
その香りとしらすの磯の香りが合わさりニンニクと唐辛子が・・・

ペペロンチーノの最上級の味わいだと断言できますね。

オイル系のパスタが好きな方は
無理してでも食べておかないと後悔しますよ!

すーーーーばらしい味に仕上がってますね。

<デザート>
・パンドーロ ティラミス 季節のフルーツの盛り合わせ(会員限定)

パンドーロとは
ブリオッシュのような生地のケーキ。

同じような生地にドライフルーツが入った『パネトーネ』はご存知な方も多いのではないでしょうかね?

簡単に言えばパネトーネのドライフルーツ抜きかな?(笑)。

パンドーロとはイタリア語で「黄金のパン」という意味。卵を使った黄色い生地が黄金色なので・・・と言われています。

そもそも家庭で作られるお菓子。

なので、素朴でシンプルです。

しかしシンプルゆえに
とても難しいデザートです。

卵の独特の甘さと生地の柔らかさは、
『後ひく美味しさ』ですね。

今週のティラミスは
スタンダードな味でいきます。

毎年、ローマで食べるような
現地では普通のティラミスを
盛り合わせで変化をつける・・・

お得感のあるお皿に仕上がっていますね。

パティシエが5月いっぱいで退社することになりました。
残りわずかになったデザートを
楽しんで欲しいです。

なので、
ダイジェスト版で盛り合わせにしてみました。
5月いっぱいはお得な感じでいけそうですね・・・