・・・ 12月1週目は ローマの味 ・・・
<前菜>
・ヨコワマグロとアボカドのサラダ 西洋わさび風味 洋ナシのソース ¥1,600
・モルタデッラハムのブルスケッタ(会員限定) ¥500
<パスタ>
・スパゲティ イタリア産グァンチャーレのアマトリチャーナビアンカ ¥1,600
<魚のメイン>
・サワラのナッツ焼き ごぼうのソース ¥1,600
<肉のメイン>
・豚ロース肉のサルティンボッカ レンズ豆の煮込み ¥1,600
<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250
・ヨーグルトのジェラート ¥350
・北海道産メロンのジェラート ¥350
・ジェラートの盛り合せ ¥550
・コーヒーのパンナコッタとティラミスのジェラート(会員限定) ¥750
12月に入りって1週目
例年通り、今年も予約が少ないですね。
今週末は
パラパラです。
予約ノートは綺麗なもんです(笑)。
私が好きな
前菜から
パスタやメイン
デザートまで。
一般の方の受けを気にしない
イタリアで食べたいメニューをしてもらいました。
くえろ・くえらを中毒的に好きな方のみ
見逃せない週になっていますかね(笑)
少しだけひやかしに
いらしてくださいね(笑)
<前菜>
・ヨコワマグロとアボカドのサラダ 西洋わさび風味 洋ナシのソース
アボカドの器にマグロのタルタル。
西洋わさびのドレッシングで食べていただきます。
仕上げには洋ナシのソース。
ヨコワマグロを
西洋わさび・ケッパー・玉ねぎ・オリーブオイル・ワイン酢でマリネします。
マグロの臭みを西洋わさびでとるのか?
北海道産の西洋わさびが入荷したので
思い切って使いました。
臭みをとるだけでなく
ヨコワマグロの身にうっすらと
西洋わさびの香りがのっかるんです。
その香りによって
マグロの赤身が
より甘く感じられる。
そこに
ワイン酢だけでなく、
ケッパーを加えて酸味を・・・。
さらに
洋ナシのソースで
甘味を加えて
香りも鮮やかな仕上がりに。
赤・白いずれのワインでも
もちろんビールでも大丈夫です。
酒の飲める前菜に仕上がっていますね。
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<パスタ>
・スパゲティ イタリア産グァンチャーレのアマトリチャーナビアンカ
定番メニューのアマトリチャーナにトマトソースを抜いたパスタ。
グァンチャーレ(豚の頬肉の塩漬け)とペコリーノロマーノ(ローマ産羊のミルクのチーズ)のパスタ。
ビアンカとは白色。
訳すと『白いアマトリチャーナ』
アマトリチャーナはグァンチャーレとトマトのパスタ。
トマトの赤色です。
そのトマトを抜いた白色のアマトリチャーナ。
トマトが無くて美味しいの?と思いきや・・・。
グァンチャーレの脂が旨いのよね。
頬肉の油は
密度が濃いというか
プルンとした脂が
えも言われない香りとコクが・・・
そこに、
玉ねぎの甘味、
さらに、ローマ産の2年熟成のペコリーノチーズ(羊のミルクのチーズ)を振りかけます。
長期熟成のペコリーノはフルーツのような芳醇な香りがします。
その香りは
ビアンカの方がより感じる事が出来ます。
何か無いとわざわざトマトを抜きませんよね(笑)。
グァンチャーレとチーズ
そして、最後に振りかける黒コショウの香りを感じて欲しいです。
グァンチャーレが無くなってしまったら終わりです。
そのため
年に何度もできるパスタではありませんよ。
常連さんから最もリクエストの多いパスタです。
イタリア人・イタリアに住んでいた方・
年に数回イタリアに行かれる方・イタリアに行ったことのある方。
そして、
イタリアに行ってみたいと思っている方もお薦めですね。
本場のゴリゴリの大衆店の味が好きな方は
お見逃しなく!
このパスタを食べれば
くえろはどこに向かいたいのか知っていただけると思います。
くえろの方向性を示しているといっても過言ではないですね。
<デザート>
・コーヒーのパンナコッタとティラミスのジェラート
コーヒー味のパンナコッタに
マスカルポーネのジェラートを合わせました。
コーヒー好きの人は集まれー!というようなデザート。
主役は
コーヒーの苦味と甘味が調度よいつるっと口当たりの良いパンナコッタ。
横には、コーヒーのジュレ。
軟らかいゼリーを砕いてソース状にしたもの。
こちらは甘味を控えて
苦味を立てて味を引き締めています。
大体、この辺りで完成するんでしょうけどね。
まだまだ続きまっせ!
人気のコーヒーのクッキー
強い苦味が素晴らしいアクセントに!
横にはマスカルポーネをたっぷりと使った『ティラミスのジェラート』
濃厚でまったりとしたティラミスのような贅沢なジェラート。
ジェラートは温度が大切なんです。
アイスクリームよりも少し高い温度。
溶けかかった柔らかい温度で食べるものです。
アイスクリームディッシャーでカチャカチャとすれば簡単なんですが・・・
このティラミスのジェラートはもったいないですね。
営業中はタイマーをつけて
冷凍庫と冷蔵庫を何往復もさせています。
調度良い温度、軟らかさで作るティラミスのジェラートの甘味は
それはそれは濃厚な味わいに仕上がっています。
そこに
先程、紹介させていただいたコーヒーの異なる苦味を合わせます。
パンナコッタ
パンナ=生クリーム
カフェオレのように甘味とやさしい苦味。
コーヒーのジュレはストレートコーヒーのように、すっきりとした苦味。
コーヒー豆をそのまま使ったコーヒーのクッキーはエスプレッソのように。
それぞれの苦味を
マスカルポーネの濃厚なコクのティラミスのジェラートで堪能するデザート。
それはそれは幸せな気分にさせていただきますよ!
コーヒー好きの方は見逃せないですね。
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