’16.10/14(金)から10/16(日)のディナーメニューです

** イタリアの伝統的なパスタ旨いですよ! **

<前菜>
・とりササミ肉のソテー 林檎のソース 生姜風味  ¥1,600
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・ブルスケッタ 茄子と秋刀魚のマリネ ¥500
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<パスタ>
・スパゲティ アマトリチャーナ ビアンカ ¥1,600
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<魚のメイン>
・秋鮭のグリル リコッタナッツ風味 ¥1,600
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<肉のメイン>
・鶏もも肉のトマト煮(フリカッセア) ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・ヨーグルトのジェラート ¥350

・パインのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・チョコレートのババロア 赤ワインのジェラート(会員限定) ¥750
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ジャガイモと人参と玉ねぎがあればカレーを想像しますよね。

では
パンチェッタ(豚ばら肉の塩漬け)と
ペコリーノチーズ(羊のミルクのチーズ)があれば。
もちろん
アマトリチャーナビアンカですよね(笑)

というほど
皆さんに知ってもらいたいなぁ・・・
食べて欲しいなぁ・・・
私が最も好きなパスタを。

地味だけど
イタリアのド定番のパスタ。

今週末は
予約が少なく
ひっそりしていますんで。
フワッと覗いてくださいね。

<前菜>
・とりササミ肉のソテー 林檎のソース 生姜風味

ササミはバターで焼いて、生姜と絡めて蒸し焼きに。
サラダとともに食べていただきます。

地元の採れたてのサラダを
温かいとりササミとともに。
林檎のソースの酸味と甘み。果物にしては優しい。
しかし、
料理に使用すると強い個性がありますね。
その甘い個性を生姜とともにあわせると
果物感はないですね。
ささみと林檎は相性抜群と感じますよ。

ささみはね。
絶妙な火加減なんですよ。
元々
生で食べても大丈夫な鮮度のよいとりササミ。

断面は絶妙すぎて・・・
にやついてしまいますよ。

アルデンテですね(笑)
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今週末は
パスタもアルデンテでいってほしいですが

とりササミも・・・

甘い林檎のソース。

ピリリと味をしめる
生姜のソース。

それもこれも
とりササミの火加減があればこそ。

食材の選択・バランス(量)・料理方法、問題ないですね。
稲月シェフらしい繊細な味です。
見た目は大胆ですが(笑)。

必ず「美味い!」と言わせてみせます!

<パスタ>
・スパゲティ アマトリチャーナ ビアンカ

定番メニューのアマトリチャーナにトマトソースを抜いたパスタ。
自家製ベーコンとペコリーノロマーノ(ローマ産羊のミルクのチーズ)のパスタ。

ビアンカとは白色。
訳すと
白いアマトリチャーナ。

アマトリチャーナはパンチェッタ(生のベーコン)とトマトのパスタ。
トマトの赤色です。

そのトマトを抜いた白色のアマトリチャーナ。

トマトが無くて美味しいの?と思いきや。

パンチェッタの旨味と玉ねぎの甘味、
そこに、ローマで買ってきた
2年熟成のペコリーノチーズ(羊のミルクのチーズ)を振りかけます。

長期熟成のペコリーノはフルーツのような芳醇な香りがします。

その香りは
ビアンカの方がより感じる事が出来ます。

何か無いとわざわざトマトを抜きませんよね(笑)。

パンチェッタとチーズ
そして、最後に振りかける黒コショウの香りを感じて欲しいです。

ペコリーノチーズを多く使用するので、
チーズが無くなってしまったら終わりです。

そのため
年に何度もできるパスタではありませんよ。

常連さんから最もリクエストの多いパスタです。

イタリア人・イタリアに住んでいた方・
年に数回イタリアに行かれる方・イタリアに行ったことのある方。
そして、
イタリアに行ってみたいと思っている方もお薦めですね。

本場のゴリゴリの大衆店の味が好きな方は
お見逃しなく!

このパスタを食べれば
くえろはどこに向かいたいのか知っていただけると思います。

くえろの方向性を示しているといっても過言ではないですね。

<デザート>
・チョコレートのババロア 赤ワインのジェラート

デザートメニューのタイトル通りに
『チョコレートのババロア』と
『ワインのジェラート』
が一つのお皿に乗っています。

しかし、考えさせられますね。
どちらが主役か・・・

普通に考えればババロアですよ!
でもね、
ワインのジェラートを食べた時のインパクトが忘れられない。凄かったです。

赤ワインのジェラートは美味しいですね。
私は大好きです。

今回のワインのジェラートは何が凄いかって
ワインの風味はあって私のようなワイン好きを唸らしてくれます。

素晴らしいの一言でした。

対して
『チョコレートのババロア』ですが
チョコのババロアでしょ!
ナッツが上にのって・・・
別に普通に美味しいなぁと思っていると!

横には
キャラメルでマリネしたオレンジの果肉も・・・!
オレンジとチョコの相性なんて合うに決まっている。

そこに
ナッツの香ばしさ。
チョコとナッツ、チョコとオレンジ。
チョコが中心に香ばしさと酸味と果実味が時間差で訪れる。

それぞれがそれぞれで完成しているデザート同士を盛り合わせる。
見た目はどこにでもありそうな感じですが、
これはなかなか素晴らしいデザートと感じました。