** ’16 冬のカルボナーラ祭り **
<前菜>
・ホタテのソテー ポロネギと落花生のスープ からすみ風味 ¥1,600
<魚のメイン>
・真ダラの揚げトマト煮 リボルノ風 ¥1,600
<肉のメイン>
・和牛もも肉の温製カルパッチョ トンナータソース ¥1,800
・洋梨のジェラート ¥350
・メロンのソルベ ¥350
・ジェラート2種盛り ¥550
・クルミのキャラメルケーキと西洋栗のジェラート(会員限定) ¥750
寒くなってきましたね。
お待たせいたしました。
ゆり根のカルボナーラの登場です。
冬のカルボナーラは
金柑とゆり根があるんですが
今年はゆり根が最初でしたね。
人気の流れですね。
今週末のディナーの予約は
金曜はテーブル席から
土曜もテーブル席から
日曜は予約が真っ白です。
問い合わせは多いですが
予約はまだ少ないです。
どんな感じかな・・・楽しみですね。
<前菜>
・ホタテのソテー ポロネギと落花生のスープ からすみ風味
ホタテのソテーを
スープ仕立てで食べていただきます。
ポロネギって知ってますか?
いわゆる西洋ネギです。
薬味ネギとは異なり
下仁田ネギのような太いネギです。
地元の農家さんで作ってもらっているポロネギ。
下の白い部分を炊くと甘くてコクがあって美味しいんですよ。
そこに
同じ農家さんに作ってもらっている
落花生。
シャリシャリ、ホクホクして旨いんですよ。
ホタテをソテーすると
強い甘味とコクが。
その濃厚な味を
引き立ててくれるポロネギの甘いスープ。
エノキのグリルの塩加減も素晴らしい。
白っぽい食材ばかりで今一つの色合いな中に
ひと際に鮮やかな緑のパセリのソース。
そんな緑のサルサベルデのソースで
色合いも風味も変化が食欲をそそる。
仕上げに振りかける
自家製からすみの塩っ気が
酒がすすむね。
白ワインかビールがいいですね。
<パスタ>
・生ハムとゆり根のカルボナーラ
春のそら豆のカルボナーラ
夏のトウモロコシのカルボナーラ
秋の栗のカルボナーラ
に続く
冬の『ゆり根のカルボナーラ』。
パルマ産の14ヶ月熟成のプロシュート(生ハム)を2枚使ってダシをとって、
卵黄、生クリーム、パルメザンチーズの味付け。
今回はゆり根の土の香りを生かすべく、
ベーコンではなく生ハムと合わせました。
『赤身の部分に白い細かい点々(アミノ酸の結晶化)がでている生ハムは美味しいんです。』
数年前、バルセロナに行った時に
現地で3年修行している友人Mさんに会いました。
そのMさんが勤めていたレストランの仕入先のハム屋さんに
連れて行ってもらった時に、
お店の人に教えていただきました。
もちろんMさんの通訳付きで(笑)
話はそれましたが
今回の生ハムも
白い結晶がでています。
27ヶ月熟成のパルメザンチーズに合わせても
全く引けをとらない味ですよ。
そんな凄いレベルのぶつかり合いの中でも
『ゆり根』は存在感がありますね。
芋のような食感・土の香り。
凄い食材ですね。
このカルボナーラは
日本の食材を積極的に使う稲月シェフらしい。
つまり
タマゴとゆり根の相性は◎。
茶碗蒸し・ゆり根のタマゴとじなど。
そんなゆり根と
イタリア代表の生ハム・パルメザンチーズとのぶつかり合い。
見ごたえ、食べ応えありますよ。
カルボナーラ好きの方はお見逃し無く!
<デザート>
・クルミのキャラメルケーキと西洋栗のジェラート
クルミの芳ばしい香りのクッキー地の入ったサクサクのケーキ。
中には
キャラメルクリームが・・・
しっとり感とサクサク感。
絶妙なバランスが・・・。
このケーキだけで凄い充実感。
文句無く美味しいです。
そこに
栗の香りがたまらないジェラートを合わせます。
遅い栗祭りですね(笑)。
栗って不思議ですね。
果物ですか?
何なんですか?
どこに分類されているかよくわかりませんが(笑)
けして
第一印象は強くないですよ!
優しいのに存在感は強い栗の風味に
感心させられますね。
ケーキは
クルミやバターの風味。
キャラメルの強い風味。
サクサク良い食感。
そこに
栗の優しい風味。
ジェラートのしっとり感が
また、ケーキを食べたくなり
「クルミもキャラメルも、栗に合うね」
と、思わずつぶやいてしまいますよ(笑)
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