’16.12/9(金)から12/11(日)のディナーメニューです

** ’16 冬のカルボナーラ祭り **

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ ¥1,600
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・ブルスケッタ真鯛のバルサミコ煮込み(会員限定) ¥500

<パスタ>
・金柑と生ハムのカルボナーラスパゲティ ¥1,600
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<魚のメイン>
・太刀魚のフリット カリフラワーのグラタン ¥1,600
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<肉のメイン>
・鶏もも肉のパン粉焼き オレンジ風味 ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・洋梨のジェラート ¥350

・美瑛産の九重栗(南瓜)のジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・コーヒーのパンナコッタとティラミスのジェラート(会員限定) ¥750
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久しぶりの『水牛のモッツァレラチーズ』
しかも、冷凍ではなく冷蔵状態ではるばるイタリアからおこしになったもんで
バッファローのミルクのチーズ。

金柑のカルボナーラも年に1回。
先月のゆり根に引き続き登場。
柑橘系の入っている分
爽やか感のある仕上がり。

白鷺の旧店舗からの古いメニュー
特にオールドファンはニヤニヤでしょうかね。

今週末の予約状況は
3日ともさっぱりです。
どうしたもんですかね(笑)

<前菜>
・水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダ

バッファローのミルクで作ったモッツァレラチーズ。
しかも
冷凍ではなく冷蔵で空輸で入荷したフレッシュなモッツァレラチーズと
トマトと生ハムのサラダ。

ゴムのような食感のモッツァレラチーズは
牛のミルクで作ったもの。

水牛のモッツァレラチーズは
もっとやわらかく白身魚のような食感です。

しかも
冷凍するとその食感は残念なことに・・・

わざわざ冷蔵での入荷。

イタリアでも
観光客の多いメインストリート沿いでは
だいたい、牛のモッツァレラチーズが。
一本裏に入り、
いわゆる地元の方が行くお店では
水牛のモッツァレラチーズが出ることが多いです。

私たちがローマで頻繁に行くお店では
もちろん水牛のモッツァレラチーズが。

わざわざイタリアまできて
カプレーゼで牛のモッツァレラチーズが
出てきたらがっかりしますね。

食べたい方は、
よく売り切れますので、
念のために、予約の際に水牛のモッツァレラチーズを取り置きしてください。
遠慮なく言って下さいね。
是非、多くの方に食べて欲しいので。

今回は生ハムを合わせます。
14ヶ月熟成のパルマ産のプロシュート。
ただ塩辛いでけでなく、濃厚な旨味がたまらない。
モッツァレラチーズと共に食べるなんて
想像するだけでワインが飲みたくなりますね。

かなりお薦めな前菜です。
特に、赤のキャンティを合わせてほしいです。
この軽めの赤ワインが
水牛のモッツァレラチーズと生ハムのサラダを
より美味しく感じていただけると思います。
お見逃しなく!

<パスタ>
・金柑と生ハムのカルボナーラスパゲティ

卵黄と生ハムとペコリーノチーズの濃厚なソースを
金柑の柑橘系の香りで食べるカルボナーラ。

くえろには季節のカルボナーラがあります。

春の『そら豆のカルボナーラ』
夏の『トウモロコシのカルボナーラ』
秋の『栗のカルボナーラ』
冬の『ゆり根のカルボナーラ』

そして
冬にはもう1つ『金柑のカルボナーラ』

卵黄・パルメザンチーズ
ペコリーノチーズ・生クリーム
ここに金柑の酸味が合うんですね。

しかも、
金柑は皮を食べる少し変わった果物。
今回は金柑をスライスして皮も実も入れます。

しかし、
もともと果汁が多くないので、分離することなく上手く酸味が加わっています。

その酸味は、
同じ柑橘類のレモンやオレンジと比べると優しいですね。

そのため、
ハーブの香りを含んだ強いコクを持つ自家製ベーコンではなく
優しい繊細なコクの生ハムを合わせました。

『和』を代表する上品な金柑にパルマ産の14ヶ月熟成の生ハム。
日本とイタリア、最高の組み合わせですね。

仕上げに、
粒の黒コショウをガリガリおろします。
おろしたてのコショウが持つ爽やかな香りが全体を引き立てます。

さらに、おろしたペコリーノロマーノをふりかけるんです。

ペコリーノの塩分と香りが
金柑と生ハムの上品なコクを上手く引き立てています。

あっさりしているにもかかわらず
お酒がほしくなるほどしっかりとしたコクがあります。

金柑のシーズンもそろそろ終わりですね。
カルボナーラ好きの方は見逃せませんよ!

<デザート>
・コーヒーのパンナコッタとティラミスのジェラート

コーヒー味のパンナコッタに
マスカルポーネのジェラートを合わせました。
そして、長野の友人がくれた林檎のオーブン焼きを添えて。

コーヒー好きの人は集まれー!というようなデザート。

主役は
コーヒーの苦味と甘味が調度よいつるっと口当たりの良いパンナコッタ。

そして
バターとレモンを加えてオーブンに入っていただいた
長野の美味しい林檎ちゃん。

加熱されるとえらいことに・・・
こりゃ、にんまりですね。

さらに
マスカルポーネをたっぷりと使った『ティラミスのジェラート』
濃厚でまったりとしたティラミスのような贅沢なジェラート。

ジェラートは温度が大切なんです。
アイスクリームよりも少し高い温度。
溶けかかった柔らかい温度で食べるものです。
アイスクリームディッシャーでカチャカチャとすれば簡単なんですが・・・
このティラミスのジェラートはもったいないですね。

営業中はタイマーをつけて
冷凍庫と冷蔵庫を何往復もさせています。
調度良い温度、軟らかさで作るティラミスのジェラートの甘味は
それはそれは濃厚な味わいに仕上がっています。

マスカルポーネと林檎のオーブン焼き
それぞれのコクと甘みで
珈琲の苦みを楽しんでもらうデザート。

それはそれは幸せな気分にさせていただきますよ!
コーヒー好きの方は見逃せないですね。

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