’17.6/9(金)から6/11(日)のディナーメニューです

** アスパラ祭り4週目 **
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<前菜>
・ホタテのソテー アスパラのソース サラダ仕立て ¥1,600
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カリカリベーコン
・モルタデッラハムのブルスケッタ(会員限定)¥500
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<パスタ>
・熟成鶏肉とアスパラのカルボナーラ 白トリュフ風味 ¥1,600
熟成鶏肉とアスパラのカルボナーラ 白トリュフ風味
<魚のメイン>
・ヒラメのグリル アスパラのボイル ¥1,600

<肉のメイン>
・和牛ホホ肉の赤ワイン煮 アスパラのリゾット ¥1,800

<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・グレープフルーツのジェラート ¥350

・アスパラのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・アメリカンチェリーのタルトと紅茶のグラニタ(会員限定) ¥750
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アメリカンチェリーのタルト たくさん
<お知らせ>
アスパラ祭りの延長戦。
GW明けの北海道は
気温が一桁の日もあり
5月18日から始まったアスパラ祭りの1週目
アスパラは少し低温で焼けたものもチラホラ。
それでも味は抜群でしたが
生産者は納得のいかないアスパラだったらしいです。
2週目も寒い日が続き
実は一度収穫ができない断りの連絡が入ったほど危なかったです。
結果、何とか収穫でき送ってもらいました。
そして6月に入って3週目からは適度な雨と日中の気温の上昇と夜のしっかりとした冷え込み。
アスパラにとっては最高の気候に恵まれて、
素晴らしいアスパラが届いています。
まさかの4週目をできることになりました(初めての4週目)。
糖度もしっかりのっていて美味しいですよ!

<前菜>
・ホタテのソテー アスパラのソース サラダ仕立て

ホタテのソテーを
スープ仕立てで食べていただきます。

人気の美瑛産のアスパラを
贅沢にスープにしてしまいました。

アスパラ祭りも
4週目にもなると
強い甘味だけでなく
青臭い香りが強くなってきます。

その大地の香りを引き立たせるべく
ニンニクと玉ねぎ少し加えて
冷たいソースに

冷たいので
味がごまかせない。

しっかりと
感じていただけると思います。

しかし
あのアスパラをソースにするんですからね・・・
贅沢ですよね(笑)。

そして
主役のホタテのソテーを。
お造りで食べられるホタテを
あえて火を少しだけ入れる。

最も美味しい食べ方ですよね。

上には
カリカリにしたベーコンを飾り。

パラパラと丁寧に炒ったパン粉とふりかけ。

横には
地元の新鮮な葉っぱを使ったサラダ。

口だけでなく
鼻でも楽しめる。

そら酒がすすむね。

白ワインかビールがいいですね。

<パスタ>
・熟成鶏肉とアスパラのカルボナーラ 白トリュフ風味

鶏肉の塩漬けと美瑛産アスパラのカルボナーラです。
仕上げには白トリュフのオイルを。

今週は人気のカルボナーラなんですが・・・

鶏肉でカルボナーラ?
創作イタリアンでありがちな。日本っぽい感じが・・・。

違うんです。

鶏肉と言うと軽い感じがしますが、
1週間漬けた鶏肉の塩漬け。

豚肉の塩漬け(パンチェッタ)の代わりに
鶏肉の塩漬けを使って・・・

だんだん輪郭がはっきりしてきたでしょ?

鶏肉の塩漬けの少し強めの塩分に
卵は黄身だけではなく全卵使います。
ローマ風ですね。
※ローマのカルボナーラは全卵です。
もそもそソースが一般的ですから。

そこに
何を合わせるか?試食を繰り返しました。
何週間も前から準備をしていましたから。
結果、アスパラに決まりました。

鶏肉と卵。
さすがに親子だけあって合いすぎるというか無難になりすぎて味に変化が無い・・・

そこに
北海道美瑛産のアスパラ
強烈な甘みとシーズンの最後の方ならではの強い青い香りが

遅れて
仕上げに振りかける白トリュフのオイル。
全体的には白トリュフ。
アスパラを噛んだ時に広がる大地の香り。
今までにない切り口のカルボナーラです。

美瑛産のアスパラと合わせるのは初めてですが
鶏肉の塩漬けのカルボナーラは
何度も登場して多くのリクエストをいただいています。
食べそびれた方だけでなく、食べた方からのリクエストも多かったです。
気になる方は食べてみてくださいね。

<デザート>
・アメリカンチェリーのタルトと紅茶のグラニタ

アメリカンチェリーを使った
鮮やかな色合いのタルト。
紅茶のグラニタを合わせます。

アメリカの映画に出てきそうな
ベタベタなアメリカンチェリーのタルト。

私はアメリカに行ったことはないし
本場のチェリーのタルトを食べたことはありません。

想像するに
おそらく、しっかり甘く、
酸味もあって
でもやっぱり甘い(笑)
そんな味じゃないでしょうかね。

ママの味ですから
しかもアメリカの
大味で良いんですよ!

そんなアメリカンチェリーのタルトを
プロのコックが作ると
こんなに上品に仕上がるのか・・・

私の大好きな振り幅ですね。

アメリカンチェリーをキル酒というさくらんぼのブランデーに1日漬けてから作る。

甘味だけでなく、
チェリー自体の酸味を上手に引き立てられていて
さすがの味ですね。

そこに
紅茶の渋味を効かせた大人の紅茶のグラニタ。
甘味と渋味のバランスが素晴らしいですね。

今週末は
家庭の味をプロが仕上げたデザートで締めくくって欲しいです。