’17.7/14(金)から7/17(日)のディナーメニューです

** 2017しらす祭り vol.3 **

<前菜>
・桃と生ハムのサラダ ヨーグルトのソース ¥1,600
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・牛タンのブルスケッタ(会員限定) ¥500
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<パスタ>
・生しらすとブロッコリーの自家製キタッラ 自家製からすみ風味 ¥1,700
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<魚のメイン>
・太刀魚のバジルとマスカルポーネチーズのはさみ焼き ¥1,600
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<肉のメイン>
・若鶏のソテー オレンジソース ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・アスパラのジェラート ¥350

・バニラのジェラート ¥350

・ジェラート2種盛り ¥550

・レモンのタルト 蜂蜜のジェラート チョコレートのソース(会員限定) ¥750
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<お知らせ>
生のしらすが入荷。
しかも
稲月シェフがキタッラというパスタを打ちました。
讃岐うどんのように太くて食べ応えのあるパスタ。
仕上げの自家製のからすみも決めて。

前菜には
初夏を代表のくだもも『桃』と生ハムを使ったサラダ。

太刀魚の挟み焼きもかなり旨そう!

今週末の予約状況は
3日とも予約ノートは空欄ばかりです。
飛び込みも
大歓迎ですよ。

<前菜>
・桃と生ハムのサラダ ヨーグルトのソース

白桃を生ハムと一緒に食べてもらうサラダ仕立て。

有名なのは
生ハムメロンですよね。

イタリア料理に慣れて居ない方々には
酢豚のパイナップルと同じく
笑いのネタにされる
象徴的な料理。

どれだけ
日本で笑っていたって
西洋ではたくさん食べられているんですよ!

しかも
生ハムはメロンと合わせるだけじゃないんです。

イチジクとも合わせますし
オレンジとも合わせますし

今回のように白桃とも・・・

正直、私はイタリアで
桃と生ハムの組み合わせでは食べたこと無いです。

でもね。
想像するだけでも
よだれが出てしまうほど
違和感は無い。

しっかり熟成させた生ハムの
柔らかい塩っ気と濃厚なコクが
白桃の甘みと合わさると・・・

一気にデザート感が無くなるんですよ!

白ワインがいいね!

<パスタ>
・生しらすとブロッコリーの自家製キタッラ 自家製からすみ風味

漁師からわけていただいた生のしらすを使い
自家製のキタッラ(讃岐うどんのような太麺のパスタ)を。
ブロッコリーのペーストを加えて、
仕上げに自家製のからすみをふりかけます。

アンチョビとニンニクをソテーして
生しらすを入れます。

茹でたブロッコリーを加えて、
ブロッコリーのペースト。

からすみを入れて
フライパンをあおって
お皿へ。

仕上げに
パン粉とカラスミ。

しらすは鰯の稚魚です。
鰯は水揚げ後、4時間くらいしかもちません。
そのために
ほぼ流通はしらす干しの状態。
つまり
釜茹でしてから干して。
しらす干しは
塩茹の際に
幾分、旨味が流れ出てしまう。

一方
今回の『生しらすのパスタ』は
フライパンの中で加熱されるために
その全ての旨味をソースに凝縮できる。
ここが美味しいポイントですね。

その旨味を含んだソースを
太めのキタッラにたっぷり吸わせます。

さらに
ブロッコリーの頭のモシャモシャにも
吸わせて・・・

仕上げにふりかける
からすみの塩っ気と強いコクが
素晴らしいアクセント。

何処にも隙きがない・・・
たまらなく美味しいですよ。

<デザート>
・レモンのタルト 蜂蜜のジェラート チョコレートのソース

最も好きなタルト。
私の強いリクエストです。

ローマやパリに行くと
必ず食べるレモンのタルトの再現です。

なんてこと無い
普通のレモンのタルトです。

でもね
レモンの『酸味の厚み』が違うんですよね・・・
奥深い酸味と申しましょうか・・・

上手いこと伝えられませんが
ただ、酸っぱいだけでなく
深いんですよ!

それは
レモンの酸味と柑橘系の香り
だけでなく
タルト地の甘味とのバランスもあるでしょう!

そんな
レモンのタルトは
タルトだけで完成されています。

なので、
ソースで悩みましたね。
完成されているからこそ・・・

今回はチョコを合わせます。

レモンのタルトが完成しているんですね。
酸味も強く、甘みもしっかりあって、
イタリアっぽい味。

そこに
無い味は『苦味』なんですね。

苦いチョコレートのソースが最高!

そして
百花の蜂蜜のジェラートを合わせますよ

蜂蜜の濃厚な甘みとジェラートの冷たさが
よいアクセントになってますね。
試して欲しいですね。