’17.9/15(金)から9/17(日)のディナーメニューです

** 2017 メロン祭り(美瑛産) 2週目 **

<前菜>
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム ¥1,600
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・秋刀魚のブルスケッタ(会員限定) ¥500
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・美瑛産とうもろこしと生ハムのカルボナーラ ¥1,600
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<魚のメイン>
・太刀魚のフリット 西洋わさびのソース ¥1,600
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<肉のメイン>
・豚ロースの香草パン粉焼き イチジクのソース ¥1,600
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<デザート>
・コーヒーゼリー ¥250

・白桃のジェラート ¥350

・コーヒーのグラニタ ¥350

・ジェラートの盛り合せ ¥550

・リコッタチーズのタルト パンナコッタ マスカルポーネのジェラート(会員限定) ¥750
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15日(金)から17日(日)のディナーは
美瑛産の赤肉メロン祭り。
前菜の生ハムメロン。
ブルスケッタの秋刀魚、パスタのとうもろこし、
魚のメインの西洋わさびなど

先週は今年1番暇でした(笑)
今週は忙しくなって欲しいですね。
でも台風が来ているし・・・
心配ですね。

今週末は
3日とも数組の予約。

ゆっくりとしてまっせ!

フワッと覗いてくださいね。

<前菜>
・美瑛産赤肉メロンとパルマ産生ハム

西洋では定番
日本ではよく笑われる
生ハムとメロンの組み合わせ。

私が店をする前に
2ヶ月半ほど働かせていただいていたKさん。

Kさんは瓜系を非常に上手に作られます。
北海道のトマト農家の友人N曰く『瓜系の名人』

NもKさんのメロンを知人に送るみたいです。
同じ地区内には、他にもメロン作っている人がたくさんいてるんですよ。

にもかかかわらず
同じ農家さんから注文をもらうメロン。
それほどKさんのメロンが美味しいんです。

ねっとりとまとわり付くような甘味。

そして
赤肉のメロン特有の瓜系の香り。
熱帯を想像させるような特徴。

それは、
日中は30度を越えて、晩は20度を下回る。
この寒暖の差を持つ北海道だからこそ『強いメロン』が育ちます。

そして、
これらの特徴は青肉のメロンよりも強いです。
ここがポイントです。
だからこそ、
そんな赤肉のメロンにパルマ産の『生ハム』を合わせるんです。

『生ハムメロン』を嫌な食べ方の代表のように
笑いにされます。

味・香りの薄い赤肉メロンに合わせるから気持がわるいんです。
とにかく、
笑う前に本当の『生ハムメロン』を1回食べてみてください。
何でも挑戦する食に貪欲な日本人。
にもかかわらず、
誤解をされ続けている『生ハムメロン』。

毎年恒例になってきましたね。

今週も最高の赤肉のメロンの時期に合わせて、
切りたての最高の生ハムと共に、提案させていただきます。

<パスタ>
・美瑛産とうもろこしと生ハムのカルボナーラ

トウモロコシのペーストを卵の代わりに使うカルボナーラ。

稲月シェフらしい遊び心のあるパスタ。
イタリアの修行時代に作ったらしい。

生ハム・生クリーム・パルメザンチーズ
そこに、
トウモロコシのペーストを。

このペーストの甘味が卵の代わりになります。

つまり
このカルボナーラは
なんと!
卵を使用いたしません。

さらに、
ほぐした粒状のトウモロコシも加えます。

生ハムの上質な脂と
生クリーム、パルメザンのコク。
そこにトウモロコシの強い甘味が合わさると
なんと
上品な甘味のカルボナーラに仕上がります。

あんなに強い甘味が、なんでこんな上品な味に・・・

やはり
それぞれのバランスですね。

読むだけでワクワクしませんか?
こんなおもしろいパスタ。

『生ハムとトウモロコシのカルボナーラスパゲティ』は
くえろの四季のカルボナーラの1つです。

特にカルボナーラ好きの方は
見逃せませんよ!

春の『そら豆のカルボナーラ』
夏の『トウモロコシのカルボナーラ』
秋の『栗のカルボナーラ』
冬の『ゆり根のカルボナーラ』

そんな夏のカルボナーラ。
試して欲しい。
いや
試すべきですよ。

<デザート>
・リコッタチーズのタルト パンナコッタ マスカルポーネのジェラート

タルト生地の上にはリコッタチーズのチーズケーキを。
横には、パンナコッタとマスカルポーネのジェラートを添えた
デザートの盛り合わせですね。

リコッタとは再び (ri) 煮た (cotta) という意味。
チーズ生成過程で出来たホエー(乳清)を煮詰めて作ったフレッシュなチーズです。

今回は牛乳に生クリーム、ヨーグルトを混ぜたものにレモンを入れます。
すると、当然に分離します。たんぱく質の成分が凝固します。
その凝固物を集め絞ったものです。

そんなリコッタチーズとマスカルポーネを半分ずつ使って
ベイクドチーズケーキ。

そのままベイクドチーズケーキとしても十分美味しいんですよ。
それではおもしろくないので
プチプチした食感が楽しいポレンタ粉を使ったタルト生地に。

食感も楽しいタルトに仕上がっています。

横には
パンナコッタ。

柔らかい口当たりが
ニヤニヤしてしまいますね。

甘味も程よくて。

さらに
マスカルポーネチーズのジェラート。

こちらも甘さは強くないですが
チーズなのでコクが強い。

白ばっかりの色味ですが
口当たりや温度
甘味やコク

それぞれが微妙に異なり
面白くて美味しいデザートの盛り合わせですね。